『死』を伝える難しさ | でこぽんのあれこれ

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大学生の愉快な息子のお話と
編み物とかリースとか
たまぁに何か作って載せています( ´艸`)

仲良くしてくださいませね。

こんばんは

ショボーン息子ですショボーン


札幌に行ったおバカちゃんは

横浜に戻った途端

疲れのどん底に引っ張られました。


空港から約1時間半かけて

この子と一生懸命戻ってきました。


例えるならディズニーランドから帰る

”あの瞬間”


現実に強く引き戻される感覚


感覚の落差が激しく辛いです。



家に着いてからは


•保険金のお話聞きに行かなきゃ

•光熱費を払わなきゃ

•病院に行って手続きしなきゃ

•葬儀の日の行程を検討しなきゃ

•母の友人を面会のためご案内しなきゃ

•遺品整理やらなきゃ


しなきゃ

だらけで大変ガーン




みなさんは優しさで 

『いつでも頼って!』と言ってくださります。

本当に感謝しかないです。


でも

今はその優しささえつらいんです。


遺品整理だって他人に頼めるものではない

母ちゃんの宝物を整理するわけで

簡単に触れてほしくない物だってある。


葬儀の打ち合わせ

公共料金の支払い

保険会社との打ち合わせ

頼めば代わりにやってくれるんでしょうか...


近くに住む親戚もおらず


頼れるのは脳卒中で倒れて

手が麻痺している父のみ

関係性も良いとは言えません。


えーんすなわち実質1人なんですえーん


母ちゃんが大切にしてきた

ブロ友の皆様は

全国、津々浦々に住まわれていることかと


だからこそSNSという

繋がりやすい環境下で

たくさんの優しいコメント等をいただけました。

本当に感謝しかないです。

私に最大限のサポートをしてくださっており

感謝しきれないレベルです。


ですが

私が今1番悩んでいることは

地元のママ友さん達にどのようにして

『死』を伝えるか


永遠に悩んでます...

*実はまだ伝えられてないんです。



というのも

僕が怯えていることがありまして...


母は生前、周りのママ友さんに

癌である事を伝えていたんです。


しかし現実に起こったのは

『”息子”くんママ 大丈夫?大丈夫?』

追いかけ回される日々


僕の母ちゃんは

『病気であることは周りに広めないでね』

と言っても

『△△ちゃんママから病気のこと聞きました!

“息子”くんママ 元気ですか?』


正直、母は不用意な優しさ

怒ることもしばしば...




癌の人が元気なわけないじゃない。

癌の人が大丈夫なわけないじゃない。


↑↑↑↑↑

これは母ちゃんの意見というよりも

息子の意見や偏見が強く含まれています。


でも意外と真理だと思うのです。






僕は死に際の母ちゃん

あえて声掛けしなかったワードがあります。


•早く元気になってね!

•退院してよ!お家で待ってるよ!


辛い現実問題。

世の中無理なことは無理なんです


だからこそ僕は

•母ちゃんが今までいっぱい

頑張ってたところ知ってたよ!

•だからもう無理しなくていいんだよ!



20年間そばにいた息子の僕が

早く元気になって家に帰る母を

待っているなんて当然のこと。


でも辛さから解放される母ちゃんが

何より見たかったのも実際問題。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~


話を戻しますね。


生前の母は地元のママ友さんから

必要な優しさを受けながらも

不必要な優しさも受けていました。



僕がママ友さんに

『母ちゃんが亡くなりました』

と報告した時に

何が起こると思いますか?





『”息子”くん大丈夫?』


『”息子”くんご飯食べれてる?

困ったらいつでも作るからね』


→母ちゃんが死んで

大丈夫なわけがないです。


→食べれますよ。作る?結構です。

僕が食べたいのは

母ちゃんの料理なんですから、、、


本当に優しい人とは...

おこがましいですが、僕の母がその代表例です。

話しかける時間の”間”

寄り添うことのできる”ワードチョイス”


優しい人ってこれが完璧なんですよねぇ


母の周りのママ友さんには

申し訳ないですけど

これができる人を見たことがありません。




そしてママ友さんブロ友さんの違いは

物理的な距離感だと思ってます。


ブロ友さん

本当に僕に優しい言葉、母への感謝


物理的な遠さからによる

SNS上でのサポートが

爆笑何より嬉しかったんです爆笑


しかしママ友さん

歩けば数分の距離感...


もちろん優しいお声掛けもあると思いますが

追っかけ回すことも、ある意味容易...


母のことなんか1mmも思ってない

ママ友さんが噂話好きってだけで

近寄ってくることも...


*実際あったんですよ

同じ学校の学生がお亡くなりになられた時

関わったこともないのに

噂だけを嗅ぎ回っている方がね...


そんな怖さに怯えながら

報告できない自分がいるんです。



ごめんなさいね。

突然の愚痴ブログ...


優しい母ちゃんのブログを

ブラックな息子が突然荒らすなんて...


もしかしたら不快に思われた方も

いらっしゃることかと

大変申し訳ないです。


言い訳ではありますが

人の死を目の当たりにして

メンタルが揺らいじゃってます。

どうかお許しを...





どのようにして

母の『死』を伝えるかは

未だに決まっていません。

あえて自分から発信しないのも

ひとつだと思います。


もしコメントで何か案をいただければ

参考にさせていただきたいです。


お願いいたします。


こんなブログでしたが

今日も寄り道してくださり

本当にありがとうございました😭


母ちゃん

5秒でいいから降りてきて

抱きしめてほしいなぁえーん


by 息子