ある日の生徒さんとのレッスンでの会話です。

 

 

 ニコニコ

せんせい、

 

わたしと、おなじクラスの

○○ちゃん、今何のテキストやってるの?

 

何て言う曲弾いてるの?

 

私と○○ちゃん、

 

どっちが進んでる?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、違う日のレッスンで、

ママさんとの会話です。

 

 

ひらめき

先生、△△ちゃんのお母さんから聞いたんですけど、

□□ちゃんは、

 

ピアノを習って半年で

 

ブルクミュラー

(ピアノテキストの名前  両手で弾く曲集です)

 

に入ったんですってあんぐり

 

 

うちの子なんて、

ピアノを習って半年で、

 

まだバイエルも終わってないのに、、、泣き笑い

 

 

 

 

この手の話、

ピアノ教師は

 

よく聞く話です。

 

 

 

 

今回のブログでは、

 

ピアノの進度について、

私の個人的な考えをお伝えします。

 

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは

高津区 梶ケ谷
さかいピアノ教室
酒井 晶子です

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ピアノの進度

 

ピアノレスナー、

 

特に

 

初心者さんにとって、

 

 

ピアノの教本は

 

無限といっても過言ではないくらいに

たくさんあります。

 

 

 

 

日本のもの、

外国の教本を日本語に翻訳されたもの、

 

 

 

すべて、ピアノ初心者が

効率的に学べるように

 

考えて作られていて、

 

 

 

 

どれもすばらしい教材だと感じています。

 

 

 

 

 

 

 

 

たいてい、

 

それぞれの教材には

1~3冊、またはそれ以上の巻があります。

 

 

 

 

だいたいが、

レベル別に巻の数字が大きくなっていくと、

 

 

 

より複雑な事柄を

学べるように作られています。

 

 

でも、

 

それらの教本が作られた目的は

ざっくりとですが、

 

 

 

 

宝石赤楽譜を読む力をつける。

 

宝石赤指の動かし方を練習する。

 

宝石赤きれいな音で弾けるようになる。

 

宝石赤音楽的な表現が豊かにできるようになる。

 

 

 

 

 

だいたいこのような力を育てるために

 

作られていると思います。

 

もちろん、これだけではないのですが、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

例えば、

 

初級レベルの生徒さんに

学んでほしいことが10個あるとします。

 

 

 

その10個の項目は

学ぶ順番が決まっているわけではないので、

 

 

 

教本によって、その10個が

出てくる順番が違います。

 

 

 

 

小学1年生の算数では

 

四則計算の最初に

 

「たし算」

 

次に

 

「ひき算」を習いますが、

 

 

 

 

ピアノの教本は算数の教科書とは違い、

 

1巻よりも2巻の方が

 

難しいというわけではありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

私の個人的なイメージとしては、

 

 

 

1巻で、お家練習の習慣がついた人が

 

2巻に進み、

 

2巻でお家練習のやり方が定着した人が

 

3巻に進む、、、

 

 

 

という感じなのかなぁと思っています。

 

 

 

 

 

 

スゴイかスゴクないか、それが問題だ(笑)

 

 

ここで、今回のブログの冒頭でお話した、

 

 

「○○ちゃんが、どこまで進んでるから

スゴイ!」

 

みたいな方向のお話に戻りますが、

 

 

 

 

私の個人的な考えですが、

 

 

教本が何冊も修了していようが、

 

半年でブルグミュラーに突入しようが、

 

 

そのことが

 

○○ちゃんがスゴイかどうかは

 

全く関係ないと思います。

 

 

 

 

 

大切なのは、

 

○○ちゃんは、

 

ピアノで

自分の音楽を表現できているかどうか

 

 

 

もう、これに尽きると思います。

 

 

 

 

 

 

どんなに、

 

 

楽譜を何回もめくるほどの

長い曲を弾こうが、

 

誰もが知っている有名な曲を弾こうが、

 

 

 

聴き手に何の感動も与えない演奏では、

 

それは○○ちゃんの

ただの自己満足でしかなく、

 

 

全然すごいことではないと思います。

 

 

 

 

 

これはスゴイと思う😎

 

 

 

 

それよりも、

 

たった4小節の曲であったとしても、

 

心をこめて、その曲を大切に

自分の歌としてピアノで奏でられたら、

 

 

その方が聴き手も弾き手も

 

感動する演奏だと思っています。





 



 

 

 

 

 

 

 

 

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