ピアノを弾くときに
何を考えながら弾くと
ステキな演奏になると思いますか?
ステキな演奏に必要なこと
ピアノの演奏を聴いて、
感動する時、
人は何に感動するのでしょうか?
ピアノ演奏の素晴らしいテクニックに
感動することもあれば、
その音楽を聴いて、
ある情景や、ある気持ちを思い出し、
共感したり、なんらかの感情が動いて
心に響くことがあると思います。
心に響く音楽とは、、
弾き手の曲に対するイメージと、
聴き手の心のどこかが重なると
聴く人の心に響きます。
つまり、どちら側にも、
想像力=イメージする力
が大切なのです。
想像力を養うために
私はお子さんのレッスンの中で、
「物語を考えてみよう!」
と提案しています。
自分が弾く曲の物語を考えるのは
弾く人の個性を尊重して、
曲をステキに弾くための第一歩です。
「お天気は?」
晴れてる?曇ってる?風が吹いてる?
「場面は?」
室内? 屋外?
「登場人物は?」
リスさん、クマさん、王子さま、お姫さま、自分、、、
それから、曲をイメージして
絵を描いてもらうこともあります。
自分が弾く曲に興味を持って
弾くことで、
より、曲に対する想いや理解が
深まります。
生徒さんたちのイメージ画の一部です。
曲をステキに弾くために、
ピアノの前で練習することと、
想像力を養うことの両方ができたら
いいですね。