お子さんのピアノレッスンを続けていく過程で、
お子さんのピアノが上達する時、
停滞してしまう時、
必ずどちらの経験もされます。
習い事にも山あり谷ありといった
ところでしょうか、、
今回の投稿では、
モチベーションが下がってしまっている
お子さんに対して、
これまでの私の経験の中で一番効果のあった
【秘策】をお伝えします。
モチベーションがグンと上がる【秘策】
お子さんのピアノに対するモチベーションが下がっている時って
どんな時だと思いますか？
これはだいたい、みんな同じ理由です、、
これまでのように、
曲が合格しなくなった！
これです
なんでこれまでのように合格できないのか
それは曲が難しくなってきたために、
これまでと同じ練習量では
曲が合格できるレベルまで
到達しないから
なのです。
ピアノはレベルが進んでくると
どうしても曲の長さが長くなります。
一曲を弾き終わるまでの時間が長くなるので、
必然的に練習時間も長くとる必要があります。
今までと同じ練習量では
足りなくなってくるのです。
もう一つ合格までに時間がかかる理由があります。
それは、、
譜読みの遅さ(読譜力が足りていない」)
ことです。
これまで、テキストを進むことに集中していて、
耳コピして弾いていて、
楽譜を読む練習が少なかった人に多いです。
だんだん曲が長くなってくる
↓↓
音符の量も増えてくる
↓↓
譜読みするのに時間がかかる
(曲が長いので、耳コピもツラくなってくる)
↓↓
練習量が減ってくる
↓↓
弾けないままレッスンに行かざるをえず、
当然、曲も合格できない
この負のループに陥ると、
お子さん一人で抜け出すのはけっこう大変です。
周りの大人ができること
負のループに陥ってしまっている
お子さんは
こんな時、
「自分はちゃんとやってる！」
と言います。
それから、
「自分はとても忙しい」
と言います。
この２大、後ろ向きセリフが
お子さんの口から出てきたら、
要注意です
こんな時には周りの大人は
お子さんの言う事に対して、
「オウム返し作戦」が有効です。
「ちゃんとやってる！」と言われたら、
『そうだよね～ ちゃんとやってるんだよね～。』
「忙しくて練習できない」と言われたら、
『そうだよね～ 忙しいよね～』って
とにかく、お子さんの言うことを「オウム返し」して、
否定しないのがポイントです。
そして、ここからが大切です
「忙しいけどちゃんとやっててエライね！」って
お子さんの話を一旦受け止めてから、
「1回だけでいいから、ママに(パパに) 聞かせて～」って
お願いしてみましょう。
決して
「早く、ピアノの練習しなさい！」
とか
「忙しいなんて、子どもが何言ってるの⁈
ちゃんとやってたなら、この曲、合格できるはずでしょ？」
なんて、言ってはいけません。絶対に！
応援されると頑張れますよね？
何より、自分を信じてくれて、
応援してくれる人がそばにいたら、
やる気がなくても、とりあえず、やるか、、
みたいな気持ちになります。
お子さんだって、そのくらい
ちゃんとわかってるんですよ
パパが楽譜のコピーを
ステキに補強してくれたんですって！
そして、ピアノは弾いた分だけ、
練習した分だけ上達しますから、
仮にその時は親御さんのためであっても、
練習したことでピアノが上達できたら、
そのうちに、必ず、また自分から
『ピアノを弾きたい！』って
気持ちになります。
親は、我が子の
『山あり谷ありの習い事人生⁈』を
横目で見守りつつ
我が子を信じて
お子さんの一番の
応援団になってあげてくださいね。
