ピアノレッスンをしていて、
お子さんの笑顔が一番輝く時、、
それは、
宿題になっていたいた曲が
『合格』したとき!
今回の投稿では、
『曲の合格ライン』について、
私の考えをお伝えします。
『合格』はどこにある?
わたしがレッスンで
宿題にしているテキスト、曲、には
生徒さんに習得してほしい要素があって、
そこをクリアーしたと
私が判断した時に
『合格!』にしています。
だから、『合格』したからといって、
すごくレベルアップした!
というわけではありません
でも、お子さんは『合格』にこだわります
「ママが、
今日は この曲、絶対合格できるよ!
って言ってたもん」
なんてセリフ、よく耳にします。
ピアノ演奏で重要な要素3つ
① メロディーがはっきり聞こえる。
② リズムが正確に流れている。
③ 音のバランス、音色がきれいである。
私がレッスンで大切にしていることも、
だいたい この3つです。
①と②は楽譜に書かれていることが
正確にできていればまぁ、合格です。
でも、③の要素について、
意識している人は非常に少ないと感じています。
きれいな音で弾けること
たとえ、楽譜に書かれている通りに弾けていたとしても、
【ただの音】にしか聞こえない場合、
それは音楽ではなく、雑音に近いものがあります。
【ピアノが本来持っている、きれいな音】で
弾ける事を目標に、
普段から練習することが大切です。
『合格』は どこにある?
レッスンが終わって、親御さんが
お迎えにいらしたとき、
お子さんは一番先に
「今日は○○の曲、合格したよ!」と
報告します。
それだけ、『合格』は嬉しいコトなのだと
感じています。
でも、
お子さんががっかりしてしまうからといって、
私が習得してほしいと思っている要素を
満たしていないのに『合格』にしてしまうのは
できません。
目標は、あくまでも
ピアノ演奏の上達
メロディーとリズムがはっきり聞こえて、
きれいな、ピアノ本来の音で弾けるようになること
だからです。
1度のレッスンで『合格』できなかったとしても、
レッスンの前と後とでは、
生徒さんは必ず上達しています。
お子さんの上達の指標には
テキストの進度だけではなく、
ぜひ、ステキな音で弾けたかどうかも
加えていただきたいです。