手術の日程は、

 

6月の半ばごろにしました。

 

学校や学級に少し慣れて、

 

2学期のスタートに間に合うように、

 

というイメージでした。

 

 

 

その、手術の前に、

 

授業参観がありました。

 

 

(記憶があいまいで、

 

 これが手術前だったのか、

 

 定かではありません

 

 授業の内容的に、

 

 入学直後とは思えませんね、

 

 もっと後のことなのかもしれません)

 

 

 

 

たぶん、道徳だったのかな。

 

 

「橋の上のオオカミ」

 

とうお話を読んで、

 

プリントに書き込むものだったと思います。

 

 

 

先生がお話を読んでくださって、

 

「はい、ではプリントを」

 

のような流れでした。

 

 

 

私は次女と一緒に参観に行っていました。

 

 

長女Hは、チラチラとこちらを見ながら、

 

いや、体ごとこちらを向いていました。

 

 

ヒラヒラと手を振ったり、

 

口元だけで何か妹に話しかけたりしていました。

 

 

プリントは手つかず。

 

 

私は指でプリントに向かうように仕向けますが、

 

お構いなし。

 

 

先生が教室を巡回していて、

 

 

「Hさん、書きましょう」

 

と声をかけてくださるも、

 

気にした様子はなく。

 

 

 

妹に、

 

「Hにプリントやるように言ってきて」

 

と言って、伝えに行ってもらいましたが、

 

 

やっぱりダメ。

 

 

 

また先生の巡回が来て指示。

 

 

 

結局、最後までプリントは真っ白でした。

 

 

プリントの時間は終わり、

 

発表の時間になりますが、

 

その間も、Hは楽しそうにこちらを見ています。

 

 

自分が一文字も書いていないことは、

 

まったく気にならない様子。

 

 

 

私の頭も真っ白でした。

 

 

 

Hが帰宅した後か、

 

熱の冷めた後日かは忘れましたが、

 

 

「ねえ、どうしてプリント、やらなかったの?」

 

 

と聞きました。

 

 

案の定、

 

 

「??? わからない」

 

 

との返事。

 

 

 

私 「何を書いたらいいのか、わからなかったの?」

 

 

 

H 「・・・?」

 

 

 

私 「・・・」

 

 

  「何をすればいいのかが、わからなかった?」

 

 

 

H 「うん」

 

 

 

この「うん」が正しいのかもわかりませんが、

 

 

こりゃダメだぞ!

 

 

と思った瞬間でした。