調子に乗った結果。 | 父と家族の末期がん闘病記

父と家族の末期がん闘病記

2012年6月末、当時65歳だった父が突然、末期の食道小細胞がんとの診断を受けました。
現実と向かい合うため、父との日々を忘れないための記録ブログです。


先ほど、父から電話が掛かってきました。

先週まで「 調子は結構いいんだ。 」と聞いていたから、金曜日にタキソテールの7回目を投与しても、そんなに大きな体調変化はないだろうと思っていたのですが・・・

「体調が良かったからって調子に乗りすぎて、昨日までダウンしてた。
でも、今日はだんだん回復傾向。 」

との報告。


なんでも、ここのところ体調の良さに安心しきり、タキソテール投与後の診察で主治医に「 薬は要らないです 」と言ったところ、全部の薬を一旦止めてみることになったんだとか。

ガンそのものの肥大による痛み止めの他、眠剤以外にも、副作用に対する吐き気止めとかも全部!


この半年でガンは縮小傾向が認められているので、痛み止めを飲まずとも痛みは出てきていないそうなのですが、変わらず抗がん剤の副作用はバッチリ出てしまっている父。

おかげで土曜日から下痢と嘔吐がひどく、ごはんもまともに食べられなくなってしまい、昨日までの3日間は寝たきり&トイレへの駆け込みを続けた結果、体力を消耗しまくり一気に4キロ痩せたのだと。
調子が良いのは薬のおかげで、やっぱり父はガン患者なのですね。。。

さすがに昨日病院に行ってお薬を処方してもらい、今朝はバナナ2本、お昼にラーメンを半分食べれたそうです。


調子に乗って動き回り、その後バテるのはいいけれども、調子に乗って薬を辞めノックダウンされるとは。。。
痩せるのは簡単でも、体重を戻すのは大変なので、父もコリゴリしている様子が伝わってきました。


ちなみに、昨日の血液検査の結果は全く問題なかったそうです。