石仏への願い。 | 父と家族の末期がん闘病記

父と家族の末期がん闘病記

2012年6月末、当時65歳だった父が突然、末期の食道小細胞がんとの診断を受けました。
現実と向かい合うため、父との日々を忘れないための記録ブログです。


週末、車の運転練習がてら、高速を使って臼杵まで行ってきました車


臼杵には国宝に指定される石仏があり、かねてから一度見に行きたいと思っていたのです。



石仏はのどかな田園風景の中に点在。

丘陵の岩に直接彫り込まれているだけに、ちょっとしたハイキングになります。
足腰が健康じゃないと、結構辛いかも。。。


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平安時代後期~鎌倉時代に彫られたという石仏の数々は、見ただけで思わず手を合わせたくなる荘厳さ。
一生に一見の価値がありました。


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石仏が全部で600体ほどある中で、一番の見どころとなるのが「 大日如来坐像 」。

日本の石仏の中でも最高傑作の一つとされる大日如来様は、曼荼羅の中でも全ての仏様の中央に鎮座される宇宙の中心の神様。
この穏やかな表情の神様は参拝する人のお願い事を1つだけ叶えてくれるとのこと。


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もちろん、お願いするのは父のこと。

神様があたたかく、私たち家族のことを見守り続けてくれますようにひらめき電球



父と電話で臼杵石仏に行った話をしたら、父も昔行ったことがあるそうで。

詳しい記憶はもう忘れてしまったというので、体力と相談して、また父を連れて来てあげたいなぁ。