こんにちは。
西所沢校、東久留米校担当の加藤です。
空が絵画のように不思議な色に素敵に染まる「マジックアワー」をご存知ですか？
「薄明（はくめい）」という、日の出前や、日の入り後の、空がうっすら明るい時間帯に、魔法のように美しい空が見られることから「マジックアワー」と言われます。
マジックアワーは、ゴールデンアワーとブルーアワーに分かれます。
「ゴールデンアワー」は、太陽が地平線から＋6度から-4度の低い位置にある、日の出後、日没前の40分間くらいまでで、空が燃えるようなオレンジや赤に染まる、「焼け空」のことです。
その時に、太陽の方向に薄い雲がかかっていたりすると、ピンク色や紫色の焼け空が見られることもあるそうです。
「ブルーアワー」は、太陽が地平線よりも低い-4度～－6度の位置にある、夜明け前・日没後15分くらいから、40分間ほどで、空が紫と青に近い綺麗なグラデーションになります。
「ブルーモーメント」とも言います。
「ブルーモーメント」は、そろそろ最終回を迎えるドラマのタイトルにもなっていますね♪
また、晴れた日の薄明の時間に、太陽と反対側の空を見ると、下が濃い青、その上にピンクの帯、更にその上に青い空が見えることがあります。
これは、「ビーナスベルト」と呼ばれています。
下の濃い青は「地球の影」だそうですよ。
地球の影は、太陽の光が届いていない地平線に近い空にでき、遠くの夜の空なんだとか。
『ゴールデンアワー』～『ブルーアワー』
神社の鳥居越しにちょっと幻想的な写真が取れました。
すっかり夜になりました。濃いブルーから黒へ・・・。
私は、普段から空の写真を撮ることが好きなのですが、深く考えたわけでなく(笑)、ゴールデンアワーを撮影していました。
今回、ブルーアワーを知って、見上げると、昼間の青空とは違った、吸い込まれるような濃いブルーにしばらく釘付けでした。
みなさんも、一日の始まり、一日の終わり、に空を見上げてみませんか？