こんにちは僕です。
意外にも、「ブログ見てるよ!」という声をいただくことがありますのでちょこちょこ頑張って更新していこうと思います。
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Twitter でくのぼ @dechno1228
さて、前回とある経営者交流会にてコーチングの会社を経営している社長さんとお話することがありました。
「御社のビジネスはどこが強みなの?」
出ましたよく聞かれる質問ーーーーーーーーーーー!
「ブランディング」や「差別化」など、私も創業からずっとずーーーーーーーーっと考え試行錯誤してきていました。
「また、SNSを活用した広告プロモーションの提案から実写をベースとしたブランディング映像制作、制作管理ツール活用の効率的な進行管理やらなんやらetc.」
「他社とどう違うの?制作会社ってたくさんあると思うけど。」
「御社にしかできないことってなに?」
矢継ぎ早に質問を飛ばされ、恥ずかしながらはっきり堂々と答えられない自分がいました。自分の会社なのに。
正直に僕は、
「すみません、そこはまさに今の課題でまだどこが一番の強みなのかわかってないんです。スタイリッシュな映像制作も得意だし、企画から戦略的に動画を作ることもできるし、提携クリエーターも100名以上いてバリエーション豊かな表現ができますし・・・」
その社長さんはニヤッと一瞬ほくそ笑み(?)ながらもう一つ僕に質問をしました。
「じゃあ、大塚家具の業績悪化の原因はなんだったかわかる?」
「娘さんに社長交代してからのアレですよね?安易な安売りですか?」
「30点」
「経営戦略が机上の空論!」
「65点!」
「Mmm・・・主観的で独りよがりな戦略!」
「85点!それを言い換えると?」
「顧客のニーズを捉えられてなかった!」
・・・
「正解!!そう、独りよがりの戦略で全くお客様の要望や求めているものを顧みず方向性を変えたんだ。要するに、
明確な顧客像を定義できてなかったんだよね。」
ズダダダーーーーーーン!!
前回のブログで「利己主義になれ!」と書いていた私がまだまだ甘かったと反省させられる言葉を受けました。
ちなみに、大塚家具に対してマクドナルドがV字回復した要因としてサラ・カサノバ氏が行ったことは、全国の店舗へ来るお客様への直接ヒアリング。それによってお客様がどういったサービスや商品を欲しがっているかを明確に分析、そこからヒット商品を飛ばし2016年に経常利益は前年同期比257億円改善し34億円の黒字という結果を出しました。
「顧客像を明確にすることー」とは、いわゆるペルソナ設定のことです。
どんな人がサービスを利用する?
自社サービスを利用するきっかけは?
その人はどんな業種?
どこに住んでいる?
性別は?
年齢は?
趣味は?
結婚している?
など具体的に架空の人物を定義していきます。
例えば、
・とある食品メーカーのマーケティング部所属。入社5年目
・28歳独身女性、五反田住み、彼氏はいる
・会社の10周年イベントがあり、上司から「何かいいプロモーション案を考えてくれ」と丸投げされる
・何をしたらいいかよくわからないが、最近動画が流行ってると聞くので「動画制作」とGoogle先生に聞いてみる。
・たくさんの動画制作会社が表示される
・「スタイリッシュなブランディング映像はファンユージュアル」と言う表示にひかれ、クリックする
・実績も豊富でクオリティの高い会社だと言うことをHPで知り、問い合わせしてみる
・めちゃくちゃ一生懸命提案してくれるスタッフばかりに感動し、仕事を依頼する
と言う、なんとも手前味噌なペルソナ設定ですが実際にありそうな流れですよね。
そしてさらにその社長さんは言いました。
「ペルソナが見えたら、そのニーズに合わせて他を捨ててそこに集中特化することだ。」
ズダダダだだだだーーーーーーン!!
でくののHPはもはや残り2だった。
確かに、今までうちは「大企業からベンチャーまで」「実写からアニメーション、CGまでなんでも対応」と謳っていました。(もちろんどちらも事実なのですが)
「ペルソナ設定をして、ニーズを把握し、そのニーズに自社のサービスを集中特化する。そうすると『そこに関してはどこにも負けません!』と言う強みができ、それが差別化になるんだ。」
長年悩んでいた差別化、強み、ブランディングという正体の見えない何かに一筋の光明が差した瞬間でした。
このペルソナ設定ができていないと
・どんなニーズがあるのか?が汲み取れない。
・ニーズのある商品開発、サービス提供ができない。
・業績悪化
と言う負のスパイラルに陥ってしまう。
また差別化、集中特化することにより余分な業務が効率化され、従業員も働きやすくパフォーマンスを出しやすい組織となるのだー!!
いいことづくめ、差別化。
改めてFunusualの強みは
「スタイリッシュなブランディングの映像制作なら他社に負けません!」
と強く言っていけるようにさらなるサービスの強化に努めていきます。