ひっくり返ってばァーん! の後、起き上がった茶白猫ちゃん――
「どうだったかにゃ?」
と、感想を聞きたそうだったので、答えようとすると――
ぷいっ! と、そっぽを向かれてしまいました。
困ったナ……と思っていると――
茶白猫ちゃん、遠くの方を眺めはじめました。
これはもしや感想を聞きたいけれどちょっと照れくさいのかもしれない……。
そう思った僕は、茶白猫ちゃんに声をかけようとしました。
すると――
再びそっぽを向かれてしまいました。
この日、茶白猫ちゃんの行動が本当に読めませんでした。
それゆえ、困ってしまってにゃんにゃんにゃにゃーん……でありました。
つづく。