今日片付けをしていたら、出てきた1枚のMD。
ラベルがなくて「なんだろう?」と思ってかけてみたら…あらま、懐かしい。
若かりし20代の頃、音楽学校のライブに出た時の録音。
たしかこの時は、それまでバリバリに低音だった私の声域を「少し広げる方向に」という先生の意向で私の得意な音域よりは高く歌いにくかった上に、舞台に上がる直前にちょこっとアクシデントがあって、ものすごく緊張感が高まってしまい、
それまでの練習も、注意も何もかも頭からすっ飛び、結果はズタボロ。
それまでの数度のライブの中でも、一番といっていいほど練習したし、とても思い入れのあった歌だったこともあって挫折感が半端なくて、舞台降りて講評聞いた後、人に見えないところへ行って大泣きしました。
元々あがり症だから、舞台には向いていないのだけど、それでも「歌いたい!」という気持ちの方が強かったあの頃。
「あがらないで100%の力を出すためには、150%、200%の力をつけよう」
と思って努力していたし、元々の性格がとてつもない負けず嫌い。
その分、悔しさや情けなさが半端なくて、
「次こそはリベンジ!」
と思ったのに…諸事情により、私が歌で舞台に立ったのはそれが最後でした。
(確か、この時の1位の人は、そのときに来ていたレコード会社の人にスカウトされたと聞きました)
今聴いても、ホントにズタボロ。ひどいなぁ。
先生も、さぞや講評しづらかったでしょう。
若くて、青くて、突っ走っていた当時の私。
あれから長い時を経て人生経験を積み、突っ走る体力もなく、分別というブレーキを身につけてしまった今、あんなにもがむしゃらに歌うことだけを望んでいた当時の自分に苦笑しつつ、懐かしく、微笑ましく、また、羨ましく思ったのでした。