家の見張りや狩猟の補佐といった人間と一緒に働く目的で家畜化された犬ですが、時代は変わり現在の日本で5世帯のうち1世帯が飼っているという目的のほとんどが、愛玩動物としてなのであります。 人間による犬の外見と気質の改良が行われ、19世紀から続々と登場している新犬種ですが、これほど人為的改良を加えられた動物は他にはいないのではないかと思われます。 ペットブームといわれる中、犬の服を売るドッグウェアショップや犬とお茶をするドッグカフェなど新しい産業の参入も、犬の人気 上昇に一役買っているといえるでしょう。
圧倒的に多い、ペットとしてまた人生の伴侶として飼われる愛玩犬ですが、飼い主と密接しているゆえ、虐待や虐殺の対象となることもしばしばあります。 飼い主の身勝手さ無責任さが原因で起こっている問題は、飼育しきれなくなり保健所に送られたり不法遺棄された捨て犬の数が増えているという実情です。 現在強化が求められている動物愛護法の改正案としては、虐殺、虐待、遺棄者の懲役、罰金制度が挙げられており、保健所における多くの犬猫の殺処分に歯止めをかけることが目的です。
犬は人に安らぎを与えることができるということは、犬が家族の一員としてまたパートナーとして人間と共に暮らし生活の潤滑油となるところからわかります。 慰めや優しさをもらっておきながら、世話が面倒だからという理由で飼い犬を遺棄するような行為は、裏切り行為であり許されるべきことではありません。 メディアの影響でカバンの中に入れて連れて歩く様子などに感化され、よく考えもせず飼い始めたというのでは犬も浮かばれないというものです