あなたが見たり、感じたり、触ったり


いろんな体験を、生まれてから


今日まで飽きるほど


して来ましたよね。


それらの体験。


それはあなたが見る、聞く、食べる


触る、嗅ぐ


その五感での体験がほとんど。


それの体験はあなたの現実として


意識させられています。


少し観点を変えて見てみます。



物理的化学的見地からみてます。


この世界の物質は基本的には全て


原子で出来ています。


更にそれを細かく分けると


素粒子にという物質ににたどり着きます。


つまりこの世界に存在するすべて


あなたの身体も、


空気も、机も、椅子も、道端においてある


車も、何もかもが素粒子の集まりでしかない


でも、僕ら人間にはちゃんと


現実的な人間としての姿や


衣類、その周りを覆う空気、


壁、窓、ガラス、その外にある風、


夜見える夜空の月、そして太陽


それらがそのまま、


それらしい姿をして存在している。


いや、そのように見える。


当たり前の事ですよね。


でも、これ本当に当たり前なんですか?



さっきの全ての物質は素粒子で出来ている。


それを思い出して下さい。


素粒子はあなたの身体を構成している、


また同時にあなたの周りにある空気も


やはり同じ素粒子で出来ているんです。


何故、あなたの身体とその周りの空間


に漂う空気との間に境目があるのでしょう。


おかしいですよね。


あなたの身体を構成している最小単位


の素粒子も、


その周りの空気を構成している素粒子も


全く同じものなんですよ。


何故、あなたの身体とその周りの空間に


境目、というか区分けがあるのでしょうか。



そもそも本来はこの世界は全て素粒子の


細かい粒しか存在しないはずなんですよね。


何故、あなたは自分の身体とその周りの


空間の区分けを感じたり見たり


できるんですか?


全ては同じ素粒子です。


この世界には素粒子しか


存在しないんです。



でも、あなたははっきりと


あなたとその周りの空間を


あなた自身と差別化して


別物だと認識してます。



それって実に不思議なことなんです。


普通に考えたらね。


だってこの世界、宇宙と言ってもいい。


この宇宙には素粒子しか存在しないんですよ。



それがあたかも、


今のリアルな普通の世界に見えるのは何故?


何故あなたはあなたの身体と周りを区別


出来るのですか?



その答えは簡単です。


あなたの脳がそう見えるように


刺激を受けているからです。


視覚だけではなく、


触覚も、聴覚もです。


あなたの脳があなたに


リアルなごく普通の現実を


感じるように


させられているだけなんです。


あなたがリアルだと感じている


この現実は、


実はあなたの脳が


リアルだと感じるようにあなたの意識に


送り込んでいるだけのことなんです。


もっと言えば、この宇宙にリアルな


現実は存在しないんです。


お分かりでしょうか、、、


リアルな現実は


ただ脳が作り出している


認識でしかないんです。


それを皆、本当の現実だと勝手に


思い込んでいるだけの話なんです、、、


長くなりました。


本当は現実なんて存在しないんですよ。


、、、、、