園子温監督「ヒミズ」を錦糸町の楽天地シネマで鑑賞(ある意味本作には絶妙な場所)。
本作は「今最も客が呼べる日本映画の監督の新作」「ベネチア映画祭受賞」「震災後が大きなテーマ」など、話題性に事欠かない。
身勝手で暴力とお金でしか社会との関係性を保てない大人たちの間で、「住田」(染谷将太)と「茶沢」(二階堂ふみ)が、文字通りのたうちまわる姿は「大人はわかってくれない」と感じた経験があれば、きっと胸を打つ作品ではないかと思う(ヤン・イクチュン監督「息もできない」と同種の衝撃があった)。
個人的には、園監督の「性と凶器と暴力が行き着いた」前2作「冷たい熱帯魚」「恋の罪」とは、一連の連作、、という位置づけのように思えた。
どれだけ暴力に暴力を重ね、完腐なきまで勝利しようとも、結局震災や津波の前では、全くもって無力であること、しかし相変わらず大人たちは暴力や陳腐な言葉でしかコミュニケーションができないこと、そういう中で、若者たちには這ってでも立ち上がってほしいこと。。
そんな事が3つの作品全体を通じて、はじめて見えてきたことだろうか。最後の「ガンバレ!住田!」という終わり方に、大変余韻が残った。83点。
本作は「今最も客が呼べる日本映画の監督の新作」「ベネチア映画祭受賞」「震災後が大きなテーマ」など、話題性に事欠かない。
身勝手で暴力とお金でしか社会との関係性を保てない大人たちの間で、「住田」(染谷将太)と「茶沢」(二階堂ふみ)が、文字通りのたうちまわる姿は「大人はわかってくれない」と感じた経験があれば、きっと胸を打つ作品ではないかと思う(ヤン・イクチュン監督「息もできない」と同種の衝撃があった)。
個人的には、園監督の「性と凶器と暴力が行き着いた」前2作「冷たい熱帯魚」「恋の罪」とは、一連の連作、、という位置づけのように思えた。
どれだけ暴力に暴力を重ね、完腐なきまで勝利しようとも、結局震災や津波の前では、全くもって無力であること、しかし相変わらず大人たちは暴力や陳腐な言葉でしかコミュニケーションができないこと、そういう中で、若者たちには這ってでも立ち上がってほしいこと。。
そんな事が3つの作品全体を通じて、はじめて見えてきたことだろうか。最後の「ガンバレ!住田!」という終わり方に、大変余韻が残った。83点。


