アオサギが湖畔のボート乗り場に立っているのですが、この鳥、私にはいつも歌舞伎役者を連想させてくれます。舞台で視線を一身に集め、大見得切って拍手喝采。そんな雰囲気を感じます。日本のサギでは最大で、堂々としておりスターのようです。風に吹かれて羽根が逆立つのも、また一興ですね。

連想といえば、この竹藪、幼少時に迫り来る怪物のようで、怖かった思い出があります。子供の頃住んでいた田舎には、竹藪が多くザワザワ、サラサラ、時々バシッ、何か得体の知れましものが住んでいて、追いかけて来るような恐怖を感じたものです。今や懐かしい郷愁です。

雨上がりの生垣の蜘蛛の巣に、綺麗に水滴が付着し、あたかも海の波を連想させます。この波から更に連想すると

こんな発想も出来そうです。北斎には申し訳なですが、自己満足の世界ですね。楽しいです。

この写真は、寄居町の円良田湖でのヘラブナ釣りです。釣りといえば、秩父や群馬野山深く入り、ヤマメ、イワナの渓流釣りに熱中した時代もありました。当時は、暑い日でも寒い日でもジッと座して鮒を狙う気持ちが分かりませんでした。今では理解できますが、若い時代には、何で?という感じでした。物の見方、考え方は歳と共に変わるものですね。

今日は、連想や発想について想いを馳せてみました。ご笑覧ください。