前回の更新から1ヶ月近く空いてしまいました不安

この1ヶ月の間、色々なことがありましたが、とりあえずとっても元気です!!歩く

更新しようと思って記事を書いていたんですが、途中まで書いてたのに、他のことやって次に画面を開いたら保存されてなくて全部消えてて書く気なくしたー!というブログあるあるに陥っていました泣き笑い

そして、相変わらずの時差投稿。

ようやく化学療法スタートのことを書きます!




2023年4月18日。

化学療法スタートしました。

使う抗がん剤はFOLFOX。

大腸癌の患者さんが使う超スタンダードなお薬だそうです。

細胞診の結果が出るまでの間、私もこちらを使って治療していくこととなりました。

私は助産師で医療者ですが、普段の職場と畑が全く違うので、癌のことも抗がん剤のことも完全無知キョロキョロ

つまり、ただの患者ですwてへぺろ

抗がん剤を何種類か組み合わせて投与するということさえ初めて知りました(知らな過ぎやろ)

FOLFOXは3種類のお薬を組み合わせて投与していきます。

投与方法は点滴です。

まず、吐き気の副作用対策に吐き気止めの内服と点滴、その次に抗がん剤の点滴を3種類投与します。

2種類は普通の点滴で120分ずつ。

3種類目は46時間かけて投与するので、皆さんがよく目にする点滴棒にぶら下げて行う点滴ではなく、インヒューザーポンプで投与されます。

このポンプ、何もしなくても勝手にセンサーで感知してチョロチョロ薬が出て投与されるのです。

すげーな。

ちなみに、帝王切開後の疼痛管理でもこんな感じのポンプを使ってるので、存在は知ってました(ドヤァ)





イメージこんな感じ。

画像にも書いてありますが、お持ち帰りができるので、退院後も毎回入院せず通院治療ができるわけです。

ありがたしおねがい

通院は2週間に1回、通院治療センターへ通います。こんな感じのスケジュールですダウン



さていざ投与!

ポートに針を刺す!

イッテェな!!今まで刺された針の中で一番痛いんじゃないか!?

例えるなら、画鋲でブスッと刺された感じ。

刺されるのは一瞬なんだけどね、痛いもんは痛いです泣くうさぎ



投与中はアナフィラキシーショックが起こらないかドキドキでしたが、特に何も起こらずキラキラ

(実は軽いアナフィラキシーショックを起こした患者さんを見たことがあったので、かなりドキドキだった驚き)

心配も杞憂に終わり、無事に終わりました!良かった飛び出すハート


抗がん剤の副作用は主に、

・骨髄抑制(白血球や好中球が下がるので、感染しやすくなる。ヘモグロビンが下がり貧血になりやすくなる)

・悪心、嘔吐、食欲不振

・口内炎

・間質性肺炎

・疲労感、倦怠感

・下痢、便秘

・手足の痺れ(冷たい物に触れると痺れる。投与を繰り返す内に、冷たくなくても痺れるようになる)

・脱毛

・肝機能低下


副作用が強く出てると薬が効いてるかといえばそういうわけでもなく、じゃあ弱いと効いてないかというと、そういうわけでもないそうです。

そして、やはり個人差があるそう。


私の場合は、投与翌日からインヒューザーポンプがら繋がってる間、悪心、嘔気がありました。

ツワリ中を思い出しましたオエー


疲労感と倦怠感は徐々に軽快していくものの、投与後5日間くらいは続き、2日間くらいはほぼ寝てる、その後3日間くらいは動いていてもすぐにベッドに横になりたいな、という感じでしたふとん1


脱毛はすぐには起きませんでしたが、抗がん剤投与を繰り返す内に、シャンプーをする時や髪をとかすときにゴソッと抜けました。

このまま抜けて丸ハゲになることを覚悟しましたが、元々、美容院でカラーをする時に、ボブでもロング料金取られるくらいの毛量だったので、薄毛程度で済んでいますw

むしろ梳かなくて済んでラッキーニヤリ




骨髄抑制は避けられないらしく、抗がん剤を受ける度に採血をして確かめます。

また、抗がん剤を受けるための基準値があります。

入院前から貧血があった私。

入院中に採血した結果、Hb 8.6。

8以下になると次の抗がん剤ができない。

先生から、これから鉄剤を飲むけど、心配だったら輸血をするという方法もあると言われる。

抗がん剤に続き、軽いアナフィラキシーショックを起こした患者さんを見たことがあったので、そのリスクを考えるとちょっと躊躇いましたあせる

数字的にはギリギリ足りてるしなぁ…。

でも、これで基準を下回って次抗がん剤できなくて、その間に悪化するのもなぁ…。

悩んで退院後に輸血しにきてもいいと言われましたが、輸血もなかなか時間がかかります。

わざわざ通院して輸血するのも大変だなぁ…という気持ちと、自分が見てきた患者さんで、産後出血で貧血になり、同じように輸血するか迷っていたけど、実際に行ったらHbが上がって身体が楽になったと言っていた方を思い出し、輸血を決意しましたおーっ!

さよなら、献血パー

結果、んー、大して上がらなかったw

でも、下がらなかったっていうのがよかったよね!

献血によってキープできたのかもしれません。

あとは、

献血した数日後に月のものがきたので、せっかく補充したものが流れ出てしまったからかもしれません泣き笑い

その後、鉄剤の内服薬を処方され、飲み続けたら11まで回復しましたアップ



また、白血球と好中球も、抗がん剤を繰り返す内に下がることがありました。

数値を上げられる注射があり、そちらの注射もしました。

皮下注射だと思うけど、やっぱいてぇな笑い泣き

でも、打ったおかげで、2000くらいしかなかった白血球は5000くらいになりましたアップ

薬ってすごいおねがい


あとは、冷たい物が痺れるのもありました。

手を洗う度にピリピリしたり、冷蔵庫から物を取り出すとピリピリしたり。

こちらも回を追うごとに強くなりました。

ビックリしたのは、冷たいスムージーを飲んだ時!

喉元がピリピリして、美味しいのにピリピリちょっと痛くて飲めない!って感じでした。

治療頑張ったご褒美で北海道展でメロンスムージー買ったのに〜!




後に聞いた話によると、私はかなり副作用が軽い方らしいです。

重い人は、抗がん剤が辛くてやりたくないという人も多いとか。

私は気持ち悪かったけど吐いたりはなかったし、ご飯も食べれていたし、月の半分くらいは怠くて仕事はできないなぁという感じでしたが、周りのサポートもあって、日常生活に支障がないくらいでした。

ラッキーでした目がハート


そんな感じで始まった化学療法生活です。

いつも通り長くなってしまったので、入院中の色んな小話はまた次の記事で!