今週はリア周りのブッシュやボールジョイント、ブーツ類、ボルトナットの点検だ。フロントのこともあって一番最初に目が行ったのがスタビリンク。車高調を入れたあと、スタビの角度がとんでもないことになっていたのでクスコのショートスタビリンクに交換したものの、それでもやや前に突っ張り気味だったので心配していたのだ。ピロボールのロア部はともかく、やはりアッパー部はスタビとボールジョイントに角度がついていたが、ブーツの破損やグリス漏れもなかった。ほかにロアアーム、アッパーアームのボールジョイントも問題なし、というよりむしろ良好だった。一つ、アッパーアームのジョイントのネジ部が左右とも錆びていたのでワイヤーブラシで磨きサビ転換材を塗布しておいた。

 

 

 

 ドライブシャフトのブーツもO.K.。ブッシュ類についてもラテラルリンク、スタビを初め問題はないが念のためラバーグリスを塗布。ブレーキは、パッドの残量、フルードの漏れ、ローターのクラックなどをチェック。車検前には分解清掃しよう。

 

 

 純正から社外品に交換した箇所のボルトナットは規定のトルクで増し締めした。つい最近交換したばかりのメンバーカラーも異常なし。ちなみにこのカラー、装着の効果は抜群でリアのダイレクト感が凄い。もともと車高調のダンパーセッティングをフロントに対してリアを緩くしていたのだけれど、アンジュレーションが左右で異なると強烈な揺り返しがきて奥さんが不機嫌になるほど。今はリアを4段、フロントを2段ほど締めてとても良くなった。ショートスタビとともに車高調と組み合わせて効果的なパーツだ。何よりもコスパがずば抜けて良い。

 

 

 

 そう言えば、確かに最近はホイールスピンが減ったようだ。