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サマーソニックの1日目(8月15日)に参戦してきましたよ!

元教え子(ワタシが家庭教師してました)でマブダチ、いづみちゃんが「1日目にBaby Metal出るんだよね」と声かけてくれて、おー、ワタシも1日目気になってた!行こう行こうと即決定。2011年以来の参戦となりました。

以下はMyタイムテーブル。

Madeon
Baby Metal
Best Coast(チラ見)
Sorry Youth
Ariana Grande(チラ見)
Radwimps
Chemical  Brothers(前半のみ)
Marilyn Manson(チラ見)
Manic Street Preachers(中盤から最後まで)

そして以下はアクトごとの感想。


●Madeon

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「あ、だんだんEDM様式美になってきた……そろそろ行くか……」と思うと、ンンッ!と想定外の展開を見せ、再び「もう行くか……」と立とうすると、ヌヌッ?と新たな音を鳴らす。予定調和になりそうでならない、この独特のさじ加減が今EDMで最も注目すべき天才と言われるゆえん?歌ったり鍵盤ひいたり、色々するしね。


●Baby Metal

もんのすごい人だった。いづみちゃんはベビメタが本命なので前方で参戦。「単独ライブのときよりパーソナルスペースがなかった!ギュウギュウだった!」と。ワタシは後ろの方で観てたんだけど、あれ?これってX Japan?と思うところが随所にあり。いづみちゃんに聞いたらプロデューサーがバリバリX世代で、実際あちこちにオマージュがあるそうな。いづみちゃんはXが大好きだったので、ファンになるのも納得。

サウンドはバリバリのメタル。たまに和風テイストも入る。で、10代の可愛い女の子3人がお人形のようなファッションで、メタルに合わせて踊る。歌う。絶対に日本人しか考えつかないエンターテイメントショウ。

でも世代や性別によって好きになる理由は違うんじゃないかなと思った。泉ちゃんはXが好きで、可愛い女の子たちを見るのが好き(ももクロもPerfumeも好き)。

「メタラーであることで人生ちょっぴり損してきた」男性たちにとっては、若い女の子たちには見向きもされずダサいとかウルサイとかディスられがちかヘヴィメタルで、若くて可愛い女の子たちが踊り、歌うことに、これまで感じたことのないこの世の春のような感覚を覚えるのでは? って、この意見に悪意全くないですよ。自分がメタラーの男子だったらそう感じるかもも思うので。
たとえばこれを女子の例でたとえたら……何だろうねぇ。乙女ゲームやBLを肯定してくれる男性アイドルグループ?いやそんなの声優のアイドルグループが当てはまるしなぁ。
女子にとって「これが好きであるために少し人生損してきた」分野って何だろう……!?

ちなみに、メタルが音楽で一番好きなわけではないがメタルに相当詳しいTタンいわく、「モーターヘッドとかが好きなピュア・メタラーはベビメタは断固として認められないらしい。俺は、まぁこれはこれでいいんじゃね?と思うけど、それってメタルが一番好きなわけじゃないからだなぁと思う。あと、たぶんメタラーでベビメタにハマるのは、アイドル文化に触れたことがない層だと思う」とのこと。

なるほどなぁ、と思った。アイドル文化を知ってる人間からするも、あぁメタルと結びつけてきたか……と、プロデュース側の思惑が透けて見えるところがあるのね。それがいいな悪いかは別として。でも、アイドル文化に触れてこなかった男性メタラーには、こんな世界がかあるのか!と、新鮮でたまらないのかも。