今年は桜の開花が早いそうですが、昨日からまた寒いですよね……(ブルブル)
それはそうと、先日サクラモチを食べました。美味しかった!
塩漬けした桜の葉ごと食べるのって、改めて考えると日本ならではだよなぁ……と改めて感じながら。
そうそう、サクラモチといえば、先日近所の薬局で東方神起の『サクラミチ』が流れまして。
あれ、こんなにいい曲だっけ……?と、二度見ならぬ二度聴きしてしまいました。
なんか聴こえ方が違う!
で、分かりました。
彼らは見た目に強い存在感があるから、こういう柔らかい雰囲気の曲だと、ビジュアルに曲が負けちゃうんだと。
特にこの曲のPVは、2人を寄りで映すカットが多いので、彼らのビジュアルがすごく印象に残るんですよね。
彼らに限らずルックスがいいことで損してるな、損したな、と思うアーティストはいますね。Browniesこと市橋ヒデチカさんとか。
というわけで、サクラミチってどんな曲なのさと思った方は、動画ではなく、コチラのiTunes Storeのリンク からどうぞ。音しか聴こえません(笑)。
ユノ独特の震える声質とあたたかく包み込むような歌唱、チャンミン独特の甘さと強さが同居する切ない歌唱。
春はすぐそこなんだけど、まだ寒さで手がかじかむ。そんな季節によく似合う。
ちなみにワタシのお気に入りの箇所は、チャンミンが歌う「桜道が ほら 明日へ続いてる」の「桜道が ほら」の部分。
なんでそこなんだろう……と考えてみて、気付きました。
ワタシは歌に出てくる「ほら」とか「ほらね」とかに弱いのです。
もちろん出てくればいいってもんではなく、そこの箇所に至るまでに曲の世界観が強く伝わってくるからこそ、なんですが。
椎名林檎の『ありあまる富』も、一番最後の「ほらね 君には富があふれてる」の箇所で必ず泣いてしまいます。
カラオケで歌っていても必ずここで歌えなくなってしまうのでストレスです(笑)。
ちなみにこの曲は椎名林檎の最高傑作だとワタシは思っています。
たぶん、「ほら」とか「ほらね」って、相手に対する優しさや慈愛がないと出てこない言葉。
そして、歌の中でも、そのフレーズは結構重要な、核となる部分であることが多いと思います。
つまり、その曲が伝えようとしている切実な部分が一番色濃く出る。そこにワタシはやられてしまうのかもしれません。
ちなみに、『サクラミチ』でも、「桜道が ほら」の直前の、
あの時のままに 君を抱きしめた
あの時より強く 強く抱きしめた
もう一度歩こう 一緒に歩こう
桜道がほら 明日へ続いている
……この部分が、この曲のチャンミンの歌唱で一番自然で光ってるとワタシは感じてます。
ということに、今、気付きました(笑)。
音楽って不思議。