ガニェール












ピエール・ガニェール・ア・東京

評価  ★★★★★



記念日ランチを念願のコチラで、いただいたのは春メニューの”MARCHE”。まずメニューにはないフェッテがサーブされます。おきまりの品のようで、他の方のレポートにもある視覚に楽しく、いわゆる”アミューズ”的な数々。そしてアミューズが、「ホタルイカのマリニエール」や「空豆とグリーンピースのスープ」他全5品登場。一堂が次々とテーブルに並んでいくさまは圧巻。その素材の組み合わせや調理法にも驚かされます。とくに「ブラッディ・メアリーのソルベ」を使う斬新な手法がユニーク。前菜は「グリーンアスパラガスの冷製」で、グレープフルーツの爽やかな香りとの相性が快感な一皿。メインで選択したのが「シャラン鴨のロティ 生フォアグラのコポーを添えて」、濃厚な旨味で満足の一品。まるでチーズのようにフォアグラが溶け出していきます。アヴァン・デセールにはプティフールが、グラン・デセールとしては3皿提供されます。これらはマンゴーやショコラといった素材でわりとオーソドックスに仕上げたものでした。

兎に角、圧倒的な皿数と美しい料理のインパクトで、食後は美術館へ出かけたときに似た脳の疲労感がありました。でもそれは充実感も伴う心地よさもありで、納得の食事でした。内装もモダンで上質な好みのタイプであり、サービス陣との距離感が縮まればもっと好きになるレストランでしょう。それに季節ごとに追いかけたい料理かもです。


今回初めて「シャテルドン」を飲んだことも、ある意味忘れられない出来事だったりします。メニューが頂けるのも嬉しいサービスですね。