企業価値評価の基礎の基礎、
本書では、企業価値とは何なのか、
M&Aにおける企業価値評価とは何か、
それを
バリュエーション(企業価値評価)
の手段から、順を追って見て行きます。
筆者は会計系の方ではなく、
ハーバードロースクール出身で、
日本興行銀行や
ゴールドマン•サックスで
M&Aアドバイザリー業務に従事、
その後米国メーカーの副社長や
日本企業の
経営企画•IR担当を経て独立。
現在は経営顧問などをしている模様。
筆者の経歴も影響してか、
説明は会計的なものよりも、
「直感的にどうか」が
重視されているイメージ。
そのため、バリュエーションについても
細かいところよりも、
ざっくりどんなものかの説明が大半。
初めてバリュエーションを見る人には
いいかもですが、ちょっとでも
かじったことある人だと、
物足りなく感じちゃうかも。
MBAで多少バリュエーションについても
学んだ身としては、残念ながら
新たな発見は少ない書籍でした。
MBAで初めてバリュエーションを
学ぶ人、企業価値評価の基礎の基礎を
知りたいと思う人には手軽でいいかも。
ちなみに、同じテーマの
マッキンゼーのバリュエーション
は
500ページ以上ありますが、
(この本は200ページちょっと)
もうちょっと深い内容なのかなぁ~?
マッキンゼーの本は
4冊目に読もうと思ってるので
楽しみに期待しておくことにします。
M&Aコンサルタント
になるにあたって
おすすめの書籍はあと2冊。
がんばって読むぞ~( ̄▽ ̄)
…でも、入社して判明しましたが、
バリュエーション、
しばらくする機会なさそう…(ー ー;)
せっかく読んだのになぁ~。
M&A、実はあんまり関係なさそう…。
ただ、チャレンジングなタスクを
持ったチームに配属になったので、
リミッター外して
がんばってみようと思います!
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