ず~っと放置していたヘルニア手術の記録。


手術前までは書きためることが出来たものの、やっぱり手術の時の事となると なかなか進める事が出来ず・・・


ダラダラ先送りしていたのだけれど、ふとblogの検索ワードを見たら「頚椎ヘルニア」「術後」のワードで検索して来てくださった方がいる。


もしかしたら、ココさんりっくんと同じような症状で、何か情報を求めて辿り着いた方がいるのかもしれない。

私がそうだったように…


と思ったら、早くUPしなければ!! という気持ちになりました。


私も手術前、不安で不安で 少しでも多くの情報が欲しくて色々情報収集したから。


参考になればいいなぁ。


ちょっとでもいいから同じような状況のワンちゃんや飼い主さんのお役に立てたら嬉しい花




ということで、
やっとですが、そろそろ ヘルニア発症 ~ 手術 ~ 退院 までの記録を書いていきます。



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6/28(日)

18:40 時計


ココさんりっくん はお留守番。

私はケンケンかわうそ と共に買い物から帰宅。


いつものように、玄関から続く廊下のペットガードの向こう側から出迎えるココさんりっくん


玄関で靴を脱いでいると、「キャン!ピンクグラ」と鳴き声。

いつもは鳴かないので、ケンケンかわうそ と「何?ピンクグラ 今の鳴き声」「なんで鳴いた?ピンクグラ」と、ちょっと不思議に感じる。



ココさんりっくん を見ると、上目遣いでジーッとこちらを見ている。

話しかけても反応が薄い。なんかいつもと違う。



部屋まで一緒に歩いてくる。

いつもと同じ様子にちょっとホッとする。

“なんだ、思い過ごしか・・・” と思ったものの、やっぱり何だか違和感。



じっくりココさんりっくん を観察。

さっきからずっと上目遣い。

やっぱり何かがおかしい気がする。



真っ先に腰のヘルニアを疑う。

数年前に一度、軽いヘルニアを患った事があり、その時の様子に少し似てる気がしたから。

腰を注意深く触ってみる。

反応なし。痛がる様子なし。



動作が鈍いので、“もしかして目が見えない?ピンクグラ” と、目を疑ってみる。

ちょっとだけ左目の反応が鈍いような気がするけれど、一応見えてはいるみたい。

とりあえず大丈夫そう。



ちょっと歩かせてみる。

よろける。

だんだん足がもつれて転ぶようになる。

うまく歩けなくなる。

目に見えて徐々に悪化していくココさんりっくん の容態。



これはヤバいガーン と確信し、ココさんりっくん 用のベッドに横に寝かせ、安静にさせる。








ここまで、帰宅してからたったの 5~10分間くらいの出来事。



ビックリしすぎて、ドキドキして軽くテンパったのを覚えています。



日曜日の夕方であったので、かかりつけの病院は勿論の事、近隣の動物病院は全て診療時間外。


救急病院さえ、時間的にやっていない空白の時間帯でした。



これは本当に盲点だった・・・


“何かあったら救急病院へ” と思って、冷蔵庫へ貼り付けていた病院の連絡先。


まさかの対応時間外があったとは・・・


横浜に居たときにヘルニアを診てもらった救急病院は24時間だったので、今回もそんな気でいました。


甘かったな。


これは本当に猛反省。


準備不足でした。








18:50 時計


そんなこんなで、急遽ネットで救急病院探し開始。


焦ってるし、ココさんりっくん も痛みのせいか落ち着きがなく、ヒンヒン鼻を鳴らしながら起き上がろうとするし、なかなか病院が探せない。


ダメ元で救急病院やかかりつけの病院へ電話をかけてみるも(診察可能な病院をどこか紹介してもらえればと思って…)、やっぱり繋がらない。


夜間救急病院の診療開始時間まで、あと2時間。


それまで待てるか… とも考えてみたけれど、急激にどんどん悪化していくココさんりっくん の様子に、そこまでは待てないと判断。


一刻も早く診察が必要な状態。


そして、早く痛み止めの注射をしてあげたい。




と、私がパニックになっている間、寝ているココさんりっくん を優しく押さえ安静にさせ、尚且つ片手で病院検索してくれていたケンケンかわうそ


かわうそ 「こういう時ほど焦っちゃダメだよ。冷静に」と。


そして、「ここはどう?ピンクグラかわうそ 」と一件の動物病院を見つけ出してくれました。


割と家からも近く、24時間対応。



ケンケンかわうそ 、Good job !!








18:55 時計


早速、その病院へ電話。


予約を入れ、すぐに車で向かう。


この頃には身体の左半身が麻痺状態。







19:20 時計


病院到着 病院


書類等に記入。








19:30 時計


診察開始。


この頃には既に自力で立ち上がれない状態。


首のヘルニアではないかとの診断。


上目遣いだったのもそのせい。首がその(ヘルニアの)位置より上にあげられないから。との説明に合点がいく。





「キャン!ピンクグラ」と鳴いたあの時。


多分ピョンピョンしようと立ち上がろうとして、体勢を崩したか何かしたのかもしれない。


きっと、あの鳴いた瞬間に発症したに違いないと推測。





ダックスということもあり、また一度やっている事からも、腰のヘルニアには常に気を付けていたのだけれども、まさか首のヘルニアになるとは・・・










問診 ~ レントゲン ~ 各種検査  が行われる。


痛み止めの注射をして頂く 注射


左半身だけの麻痺状態だったのが、全身に広がってきた。








21:15 時計


診察終了 ~ お会計


やはり、頸部椎間板ヘルニアの線が濃厚。


明日、地元のかかりつけの病院へ行くように言われる。


その際に持参する、診察の申し送りの書類や検査結果、レントゲンデータ等を受け取る。


念のため、痛み止めの薬も処方される。








21:40 時計


帰宅。


完全に全身麻痺の状態。


ぐったりというか、身体中がグニャグニャな感じ。




すっかり忘れていたけど、そういえばトイレをさせていなかった事に気付き、トイレまで連れていく。


勿論、歩けないので抱っこして。


腰のヘルニアの時のように、腰を支えてトイレをさせようと試みるも、全身グニャグニャで崩れ落ちる。


トイレ出来ない・・・



“そっか。前足も麻痺してるから、腰を支えただけじゃダメなんだ……ガーン ” と悟り、身体全体をタオルで支えて上から吊るすような感じにして、再度チャレンジ。



・・・やっぱり出来ない涙



いろいろ試行錯誤してみたけれど やっぱり無理なので、一旦諦めて先程の病院へ電話してみる。



トイレが出来ない旨を伝えてどうしたら良いか確認すると、診察時にお腹を見た感じでは まだいっぱい溜まっている状態ではなさそうだったので、明朝かかりつけの病院へ行くまで そのままでも大丈夫だろう との事。


また、麻痺しているので、もしかしたら自然に出てきてしまうかもしれないので、垂れ流してしまっても大丈夫なようにして寝かせてあげるようにしてください。との指示。



タオルの下にトイレシーツを敷いて寝かせる。



私も一緒にリビングのソファーで就寝。



もう完全に全身麻痺していて身体が動かせないので、床擦れが出来ないように 2~3時間おきに寝返りを打たせる。






花  翌日、かかりつけの病院へ ~  花








というのが、発症日の流れ。




青天の霹靂というか、なんというか。。。


とにかく、大変な一日でした。


ほんの数時間の出来事ですけどね。




そして、ホント、救急病院の診察時間外は盲点でした がーん



24時間対応なのか、夜間のみの対応なのか、きちんと確認しておくべきだった。


空白の時間帯に急病になったら・・・というところまで、考えてあげれてなかった。


今回は命に別状のある病気ではなかったから良かったものの、一刻を争うような状況の場合もあるはず。


そんな時の為に、しっかり準備、確認しておかないといけないですね (´-ω-`)


良い教訓になりました。



反省 。。。○| ̄|_













にくきゅう つづく にくきゅう