X(旧Twitter)に投稿した、映画『プラトーン(原題:Platoon)』の自己感想の転載です。

 

見放題対象が明日いっぱいの映画『プラトーン(原題:Platoon)』を視聴。米軍による無抵抗のベトナム民間人に対する虐待・放火、虐殺や強姦、米兵たちの間で広がる麻薬汚染、仲間内での殺人、誤爆、同士討ち、敵兵に対する死体損壊など、現実のベトナム戦争を描く。

 

 

2)
監督オリバー・ストーン自身がベトナム帰還兵であり、アメリカ陸軍の偵察隊員であった頃の実体験に基づいて作られた作品とのこと。

米軍によるベトナム民間人に対する虐待や放火、虐殺や強姦のくだりは、ソンミ村大量虐殺事件を思い出しながらの視聴。

 

3)
自分が嫌う陣営が他国と仲良くしようとするからと言って、内政干渉で傀儡政権を立てて挙句の果てに直接参戦...って傲慢すぎるよなあと米国政府(とその掌握者達)に対して何十回目かの再実感。

 

4)
ベトナムと米国、13,000kmも離れているというのに、「自衛」もへったくれもないものである。
「自衛」を盾に北はアリューシャン列島から南は豪州北部、東は真珠湾から西はインドスリランカ方面まで戦線を拡大した大日本帝国と大差ないと思ってしまう。

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<2>に続きます。(予定)