野党が自民に勝てないわけ

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今の野党では「大義なき解散」でも自民党に絶対勝てない理由

黒瀬徹一

http://diamond.jp/articles/-/143459

 

ようやく遅すぎる釈明会見を開いた豊田真由子衆議院議員の暴言事件、知名度の高い今井絵理子参議院議員の不倫事件、森友・加計問題や閣僚達の一連の不祥事などで支持率を落とした自民党だが、野党に自民党を倒せるような勢いはなさそうだ。民進党は蓮舫元代表の辞任劇と山尾志桜里衆議院議員の離党事件で揺れに揺れ、日本維新の会は橋下徹元代表が去ってから党勢は衰え続け、9月24日に投開票された堺市長選でも敗北を喫した。有権者は、一体何をどう選べばよいのか。(政治ジャーナリスト 黒瀬徹一)

突然の大義なき「台風解散」
野党は戦いやすいはずだが…

 9月の三連休、日本列島を台風18号が縦断した。旅行予定の変更を余儀なくされた方々も多かったかもしれないが、台風のような解散風が吹き荒れ、永田町の住民たちは多くの予定変更に迫られたことだろう。

 28日召集の臨時国会冒頭、衆議院を解散する――。

 もし、臨時国会の冒頭で衆議院が解散されれば、10月中にも衆議院議員選挙が実施されることになる。

 森友・加計問題や閣僚たちの一連の不祥事、遅すぎる釈明会見を開いた豊田真由子衆議院議員の暴言事件などで支持率を落とす自民党。野党にとっては戦いやすい状況であるはずが、臨戦態勢が整っているようには全く思えない。

 民進党は蓮舫元代表の辞任劇と山尾志桜里衆議院議員の離党事件で揺れに揺れ、日本維新の会は橋下徹元代表が党役職を去ってから衰退に歯止めがかからず、先週末9月24日に投開票された堺市長選でも維新候補が敗北を喫した。衆院選を前に立ち上げられた、首都東京で注目が集まっている小池新党「希望の党」にしても、国政へ進出する大義名分が見えない。「中略」

「大義なき解散」でも
大義なき新党では自民党は倒せない

 今回の選挙で新しい風を起こすと目されているのが、小池新党「希望の党」だ。

 民進党を離党した細野豪志元環境相と、小池百合子東京都知事側近の若狭勝衆院議員が新党結成に向けて動いていたが、ついに小池百合子都知事が代表に就任することが発表された。

 だが、これまた小池都知事の人気を頼りにした大義なき新党結成に見える。小池都政はまだ動き出したばかりであり、都政においても説明と実績が足りておらず、国政に出る理由があまりに乏し過ぎる。そもそも、新党と言いつつ、やっぱりどこかで見た顔の寄せ集め感が否めない。困ったら「民主党」を「民進党」に変えてみたり、「おおさか維新の会」を「日本維新の会」に変えてみたり、小池都知事の威光の陰に集まってみたり、中身を変えずに表面ばかりを繕おうとするのはいかがなものか。

 皆、選挙での「生き残り対策」ばかりを考えるのではなく、本質的に大切なことを考えなくてはいけない。

 まず、こんなにも衆議院が4年間の任期を全うできないようであれば、いっそ任期を短期化した上で、解散権は不信任案が可決された時(または信任決議案が否決された時)の対抗手段に限った方がよい。確かに、今の時代、4年という期間はあまりにも長すぎる。これを憲法改正の議論に加えてもらいたい。

 野党側はいつも「急な解散」と批判するが、現行制度においては常在戦場が衆議院の特徴なのは周知の事実であって、言い訳は許されない。野党はもっと日頃から新人発掘に力を入れ、「看板のすげ替え」だけでない新陳代謝を図るべきだ。多くの有力議員が離党した民進党は、今回の選挙で大幅に議席を減らすだろう。"政党サーフィン"や"役員のたらい回し"をやめ、ベテランが若手に席を譲る潔さが求められている。

 日本維新の会はアイデンティティクライシスを脱却し、本来の主張を取り戻す以外に生き残る道はないだろう。カリスマがいなくなった状態で、抽象的で実現不可能な案を叫ぶばかりでは、ジリ貧の状況から抜け出すことは不可能だ。橋下徹以外のリーダーを発掘・育成してこなかったことに尽きる。

野党が自民に勝てないのは
「人づくり」を怠ってきたからだ

 野党が永遠に自民党に勝てない理由は、「人づくり」を怠っていたからだ。「人づくり解散」を契機に本気で人づくりに取り組んでもらいたい。

 とはいえ、ここまで野党が頼りないと、正直、ほとんどの小選挙区では今から結果が見えてしまっている。本来、選挙の主役は有権者であるべきだが、やる前から結果が見えてしまうとは極めてばからしい茶番劇だ。「投票しても意味がない」という嘆きは、実は案外正しい感覚だろう。

 政党はもっとまともな候補者を選び、評価し、退陣させる人事制度をつくり、新陳代謝を高めるべきだ。同じ顔ぶれが看板を変えるだけでいつまでも居座るから、人々は政党不信に陥る。

 マスコミも、スキャンダルを事後的に報道するのではなく、候補者・議員を評価する仕組みを作り、投票の前に情報を得られるように努めなくてはならない。ネットメディアでは議員評価を実施するサイトもいくつか見られるが、偏っていたり閑散としていたり、あまり有益なものは見当たらない。

 政治学者は、もっと「現実の政治」を分析する研究に時間を使ってほしい。巷の政治学者の論考などを筆者も時折読んでいるが、形而上学的なことばかり論ずる人が多く、何の意味も感じられず、読了後、いつも時間を無駄にした気分になる。

 いっそ日本人全員が投票に行かなくなれば、それすなわち「クーデター」となり、国会を無血開城させ、新しい政府を樹立することができるかもしれない、とチラリと思ったりする。

「人づくり」を理由に、またしても安倍総理が「伝家の宝刀」を抜く。しかし、有権者に選択を願う前に、まずは政界の「人づくり」が急務だと思う。

 選択肢なき選択。我々に与えられた考える猶予は、一ヵ月もない。

 

野党が自民党をつぶせないわけ、それは「人づくり」を怠ってきたという。まあ、確かに人づくりで来てなかった感はあるな。だがやる気がないからでは?って意見もあります。↓

 

「希望の党」に駆け込むみっともない政治家たち

小池百合子氏におんぶに抱っこの希望なき新党

2017.9.26(火)

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/51165

 

9月25日、安倍晋三首相が臨時国会冒頭での解散を表明したが、衆院選はすでに走り出している。「この選挙に大義はあるのか」「争点は何か」「北朝鮮の脅威が高まる中で選挙をやっていて大丈夫なのか」等々が、かしましく議論されている。小池百合子東京都知事も「何を目的とするのか、大義が分らない」と語り、野党もいっせいに「森友、加計隠しだ。大義なき解散だ」などと批判している。

 だが本当に解散には大義が必要なのか。衆議院というのは、もともと時の政権と直結している。衆議院で多数を占めた政党、もしくは政党連合が内閣を構成するからだ。参議院でいくら多数を占めても、衆議院で少数派では、政権を取ることはできない。憲法67条2項で衆議院の優越が決められているからだ。

 政権政党は、政権を維持することに全力を尽くす。他方、野党は政権奪取のために全力を尽くす。与党が解散時期を自党有利に考えるのは、理の当然である。他方、野党は内閣不信任案などを駆使して、政権を追い込むために全力を挙げる。これを党利党略だと批判する声があるが、古今東西、党利党略で物事を判断しない政党などない。党利党略のぶつかり合いが政党の闘いなのである。衆議院が「常在戦場」と言われる所以である。

 選挙というのは、その政党の闘いのなかでも最高度となる対決である。解散総選挙は、野党にとっては政権奪取のチャンスが訪れるということなのである。今の野党にその気力が見られないことこそが、一番の問題なのである「以下略」

 

やる気がない…のか?今の野党どもは。

 

 

追記(18時45分)。俺のブログ仲間のコメントによると

 

「野党が自民に勝てないのはマトモな報道が無いからや

「中略」

原発事故の続報、山口敬之のレイプ事件、特定秘密法案

集団的自衛権、何れも中途半端な報道止まり

また、それに対する野党の運動が報道されてない現状に問題が有ると思いますね。

報道の自由は権力に都合が悪い物は流さなくて良い自由

権力やスポンサーの顔色を伺い報道をする自由くらいでしょうね。」

 

まあ、マスコミどもがクズ過ぎるってのもあるかもね。アメリカを見習えよ日本のマスコミ!

 

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