♪ My One & Only Love(Doris Day)
♪ 蒼氓 03.サンデーソングブック 10th Live Version(山下達郎)
♪ 希望という名の光 12.Acoustic Version(山下達郎)
山下達郎がお送りしておりますサンデーソングブック、本日は東日本大震災1周年、追悼と復興祈念のプログラム、と題してお届けしております。
今日ここまでお聴きをいただいた曲は、えー、まず前半は洋楽作品から、えー、今日は普段わたくし自身の心の平安に大いに役立っている歌を何曲か選んでお聴きをいただきました。
えー、まず最初はソロモン・バーク、2002年のアルバム『Don`t Give Up On Me』からタイトルソング「Don`t Give Up On Me」、
僕に何か足りなくても
僕が合格点じゃなくても
君の期待に今日は応えられなくても
いつだって明日はある
じゃなきゃ明日の夜がある
だからこらえておくれ
遅かれ早かれ僕はちゃんとするから
希望に満ち溢れた曲であります。
えー、その次が、わたくしの生涯のヒーリングミュージックでありますカーティス・メイフィールドの1975年のアルバム『There`s No Place A Like America Today』から「Blue Monday People」
えー、重い一曲であります。
続きましてはR.ケリー、2010年『Love Letter』というアルバムからボーナストラック、隠しトラックになっております、もともとはマイケルジャクソンのたいへん有名な一曲であります1995年のプラチナシングル「You Are Not Alone」これの作者、R.ケリーによるセルフカバーでございます。
君はひとりじゃない
僕は君といっしょにいる
君が遠くに行っても僕はここに残っている
君はひとりじゃない
僕たちが離れ離れになっても
君はいつも僕の心の中にいる
という、いい歌でございます。
そして、ドリス・デイ。1961年のアルバム、アンドレ・プレヴィンとの競演でございます『Duet』というアルバムでございます、「My One & Only Love」。ええ、昨年の“静かな棚つか”のときにジョニー・マティスのバージョンでお聴きをいただきました。もともとはフランク・シナトラが世に広めた曲ですが、今回はドリス・デイ、この、いい歌でございます。曲がいいことはもちろんですけれども、歌の素晴らしさ、「My One & Only Love」。
以上の洋楽作品に続きまして、後半はわたくし山下達郎の作品から。
まずはわたくしにとっても重要な作品のひとつであります1988年の「蒼氓」。本日は2003年のサンデーソングブック10周年記念のアコースティックライブのソースからお聴きをいただきました。
そしてただいまお聴きをいただきましたのは、本日のプログラムのために先日録音をしてまいりました「希望という名の光」のアコースティックバージョンでした。一部メディアに生歌との表記がありましたが、本日はわたくし大分でライブの当日でありますため生演奏不可能でしたので、スタジオで一発録音での演奏にコーラスをダビングしたものを使用しました。
さて、まもなく午後2時46分となります。
今日は政府主催の追悼行事をはじめ全国の津々浦々で追悼の催しが開かれていることとおもいます。あれから1年、あの大震災で失われた多くの命を悼み、多くの財産、家、畑、工場、鉄道、車、船、家畜、それらの失われたものの大きさに想いをはせ、この先けっして容易ではありませんが、それでも未来へむかって引き続きさまざまなかたちでの復興へむけた努力が一日も早く実を結ぶことを祈りつつ、そのためにこの国に生きるすべてのひとびとが助け合い、こころをひとつにできることを願いながら、ただいまから1分間の黙祷をささげたいとおもいます。
みなさま、御準備ください。
それではみなさま、黙祷いたしましょう。
……、黙祷。
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お送りいたしてまいりました『山下達郎サンデーソングブック』、東日本大震災1周年、追悼と復興祈念のプログラム。冒頭にも申し上げましたように、ええ、音楽番組にはたいへん荷の重い役割でありました。至らぬところ多々あったと存じます。なにとぞお許しください。番組にメッセージをくださったみなさまに重ねて心より御礼申し上げます。本日は竹内まりやの「いのちの歌」をお聴きいただきながらお別れしたいとおもいます。ええ、こうした音楽番組は厄災や争いのない平穏な世の中でなければ続けられません。ええ、日本だけでなく、世界中の災害と、いまもどこかで続いている騒乱がひとつでもすこしでも穏やかに収まることを祈念しつつ『山下達郎サンデーソングブック』セイムタイム、セイムチャンネルでお逢いしましょう。サヨナラ。
♪ いのちの歌 ピアノ&ボーカルバージョン(竹内」まりや)
リーン というわけで、『山下達郎がおくる「東日本大震災1周年追悼と復興祈念プログラム」』、今回で完結です。
今は国情は不穏な情勢がつづいております。個人的にもままならぬ日々に苛立ちもつのる毎日を過ごしやり切れない気分です。2月、3月は実生活の転換をテーマにして過ごしましたができたこと、できないこと、様々でありました。なんとかしたいです。
さて、4月はまた、達郎さんのコンサートにも出かけるつもりです。きっと歌も演奏もグレードアップしているでしょうね。なにせ、達郎さんは後半になるほど出来がよくなりますからね。ともかく、ここに書いた達郎さんの言葉、そこに隠された真摯なおもいが伝わることを祈念して終わりたいとおもいます。
御静読ありがとうございました。