映画「ゴジラxコング 新たなる帝国」を観てきました。
今年の1月に「AppleTV+」でドラマ「モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ」を観た時から、この映画が公開されたら観に行こうと決めておりました。
これらはいわゆる「モンスター・ヴァース」と呼ばれるシリーズ。レジェンダリー社が製作する、ゴジラとキングコングを主人公とした一連のストーリーです。日本(東宝)で作るゴジラと区別するために「レジェ・ゴジ」なんて呼ばれ方もします。
シリーズで共通しているのは、「モナーク」という巨大生物を研究している組織が出てくるところです。
今回の作品では、これでもかという怪獣バトルを存分に堪能できます。映画館の大画面で見ると迫力が段違い。
着ぐるみの時代のゴジラで情報が止まっている向きには、CGだとこんなリアルにアクションが描けるのねぇとちょっと感慨深くなります笑。
ただボクが映画館ではVFXバリバリの映画を好んで見るせいか、どこか「猿の惑星」的であり、「ジュラシックパーク」的でもあり、はたまた「アバター」的な、どこか既視感のあるシーンに見えてしまう箇所もありましたナ笑。
ゴジラ映画には、社会性のある人間ドラマを中心に描いたものから、今回のように思い切りエイターテインメントに振り切った作風のものもあるように思います。
原水爆の喩えとして登場した第1作のゴジラや、昨年大ヒットして、いまだに上映している「ゴジラ−1.0」は、怪獣が出てくるけれども実は人間ドラマを描いていると言えます。
一方でミニラが出てきたりゴジラがシェーをしたりする娯楽に徹した作品も、れっきとしたゴジラ映画だと今では認識している。どちらもアリだと思います。
さらに今回の映画は、モナークが何だとか、前のシリーズの物語展開を知らなくても、単独で十分に楽しめる映画でもありました。
唯一知っておいた方がいい前提は「地球は地下空洞世界と繋がっていて、怪獣たちはそこを行き来している」という世界線、ということくらいでしょうか。
これはシリーズを通してモナークが調査を進めて少しずつ明らかにしてきたという設定になっています。
この辺りは、TVドラマ「モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ」で深く描かれています。
話は逸れますが、このドラマ「モナーク」はシーズン2の製作が決定しました。パチパチッ!
ドラマに出てくる主人公の女の子、ケイト役は、今Disney+で配信されて大人気の「SHOGUN 将軍」に出ているアンナ・サワイさんです。
またもう一人の主役、ケンタロウを演じる渡部蓮さんは、渡部篤郎さんとRIKACOさんの息子さんだとつい最近知りました笑。ご本人はそういう捉えられ方は嫌がるかもしれませんが笑。
シーズン2が配信される頃になったらAppleTV+をまた契約しないといけないなぁ。「モンスター・ヴァース」のシリーズ、まだまだ楽しめそうです。
ゴジラ初のドラマシリーズ『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』シーズン2製作決定:



