今野敏 東京湾臨海暑 安積班⑮ 「晩夏」
2013初版 2015年文庫版
Webより
台風一過の東京湾で、漂流中のクルーザーから他殺体が発見された。
遺体が発見された船室には鍵が掛っていて・・・・・・。
東京湾臨海署・強行犯第一係の安積警部補らは、被害者の身元確認を始める。
一方、第二係の相楽たちは、前日に開かれた新木場でのパーティーで発見された、
変死体の事件を追っていた。どちらも捜査が滞る中、
重要参考人として身柄を確保されたのは、
安積の同期で新友の速水直樹警部補だった――。
安積は速水の無罪を晴らすことができるのか! ? 大ベストセラー安積班シリーズ。
文庫本
今回は長編です
湾岸署に捜査本部が二つという異例の展開で安積班はクルーザーでの殺人
相楽班はパーティー変死事件を担当、相楽は張り切っていいます。
クルーザー殺人では鍵のかかった室内で絞殺され、クルーザーは洋上で
台風のさなか漂っており、犯人はどうして逃げたのか・・・
またパーティー変死事件では速水が重要参考人になり安積は驚く。
いったいどうなっているのか、もう止まらない一気読み。
徐々に二つの事件に関わる数人が浮上して繋がっていきます、
弁護士にIT社長、女子アナが・・・安積達はどう繋げていくのか、
ははぁ~んとなります。
夏の名残~晩夏なのでしょうか
ところどころに小さい感動を含んでこちらも感動するのです。
組曲は音楽用語でもう始まっている~