皆様へ
山本眞理です
以下緊急署名呼びかけです
多くの方のご賛同を緊急署名のお願いです。
>>> 期限締め切りは6月22日(金)午前10時です。<<<
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神戸地方裁判所で19日行われた三田市知的障害者監禁事件の裁判では、被告の陳述以外の証人尋問がまったく行われないまま初公判で結審、27日に判決言い渡しという異常な事態となりました。
公判のなかで、木製の檻に入れての監禁は何と1991年の三田市への転入後ではなくそれ以前の大阪市在住時から行われていたという衝撃的な事実が明るみに出たにもかかわらずです。
そもそも被告の供述調書と法廷での尋問内容のみに基づき、その信憑性を確かめるための審理がなされないままで判決を出そうとするのは、あまりに拙速で乱暴な裁判の進め方です。被害者が障害者でなかったなら、これほどの重大犯罪に対し起こり得ることでしょうか。
私たちは、このようなことが起こるのを恐れ、被害者が健常者である事件とまったく同様に慎重な審理が尽くされ公正な裁判がなされることを求める要望書を初公判に先駆けて提出していました。
しかし、それがまったく顧みられなかったことに大きな落胆を覚えています。
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時間がきわめて限られていますが、初公判での判断を再考し審理を延長することを裁判官に求める緊急署名を呼びかけますので、賛同と拡散呼びかけの協力をよろしくお願いいたします。
このたびは、オンライン署名立ち上げ管理、署名用紙の配布回収などの時間がまったくありませんので、下記のメールアドレス宛に、
お名前、住所(都道府県名から記入)
をお送りください。とりまとめて、神戸地方裁判所の担当部署の第4刑事部1係を通して裁判官に提出します。
>>> 期限締め切りは6月22日(金)午前10時です。<<<
メール宛先 keziahjp@yahoo.co.jp
いただいた情報はこの署名提出以外の用途には決して使わないことを堅くお約束します。
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提出する署名に添える文章は次のとおりです:
神戸地方裁判所
判事 村川主和様
謹白 裁判官におかれましては尊い公務にお励みのこと感謝申し上げます。
さて、昨日結審しました三田市障害者監禁事件被告の裁判について、下記の理由からさらなる審理を尽くしていただくことを切に希望いたします。法曹者としての良心に訴えて何卒お願い申し上げます。
理由その1
事件の重大さ深刻さに照らして、初公判の審理のみでの結審はまったく短すぎます。初公判で明らかになったように、木製の檻に被害者を閉じ込めての監禁は被告の1991年の三田市転入以降ではなく、それ以前の大阪市在住時から始まっており、のべ30年に及ぼうかという異常な長期にわたる全体未聞の監禁事件です。
理由その2
初公判での被告の表現では、被害者が被告と妻に向かって噛みつくなどの力をふるったため「私は力で押し返した」としており、これは単なる防御ではなく暴行や虐待の可能性を示唆しています。被害者には被告による監禁を超えた暴力がふるわれた恐れがあります。この点についての審理が必要です。
理由その3
審理は被告の供述調書と当人の陳述に基づいてのみなされました。被害者当人、被告の家族や親族、大阪市在住時および三田市転入後の近隣住民、大阪市在住時および三田市転入後の市職員、被害者の特別支援学校在学時代の教師と同級生など、被告の供述と陳述の信憑性を裏付けるための証人の尋問が行われていないのですから、嫌疑についての事実認定そのものがなされていません。犯行の動機や理由について被告が虚偽の説明をしている可能性があります。
以上から、判決言い渡しを延ばしさらなる審理を尽くしてくださいますよう強く願います。また、理由その3で挙げた事実認定と審理のために必要な証人の尋問を法廷にて行ってください。
以上、よろしくお願いいたします。 敬具
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関連サイト
「満たし知的障害者監禁事件ーわたしたちは虐待を許さない」
https://www.facebook.com/sandakankin/
新聞報道
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/200108
https://www.sankei.com/west/news/180619/wst1806190102-n1.html
https://mainichi.jp/articles/20180620/ddl/k28/040/313000c
https://news.nifty.com/article/domestic/society/12145-044775/