東京都の震災瓦礫受け入れについて;直近のデータなど | 脱原発の日のブログ

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 東京都の震災瓦礫受け入れについて

23区と多摩地域では管理・運営方法が違います。
23区には20の焼却施設があり、最終処分場も含め東京二十三区清掃事務組合が一括管理しています。
多摩地域は26市3町1村で21の焼却施設があります。そのうち、8施設が複数の自治体による一部事務組合です。最終処分場は東京多摩広域循環組合が管理しています。25市1町が参加しています。各施設はそれぞれの組織で運営されていますが、実態は広域循環組合の意向に沿って運営さています。
東京都は2013年度までの3ヵ年で50万tを受け入れる計画です。宮古市の瓦礫は民間業者で処理しました。2011年度は宮古市7122t、女川町1550tの瓦礫を処理しました。
今年度は女川町の災害瓦礫を23区と多摩地域が5万tづつ処理します。
23区では日量150tを一般廃棄物に10%混合して処理します。周辺住民への説明会は行われていません。
多摩地域では7つの焼却施設で受け入れる予定です。受け入れについては住民の合意が必要であるとして、説明会が行われています。最終処分場のある日の出町も住民の合意があれば受け入れるとしています。
23区では12年度は4つの処理施設で順次交代しながら全ての施設で焼却します。4~6月 12000t。その後は 3ヶ月単位で受け入れ量を確定します。 
 多摩地域はまだ確定していません。すべての該当施設で説明が終了次第受け入れが始まります。秋以降だと思われます。焼却された瓦礫は日の出町の最終処分場に運ばれ、エコセメントの原料になります。
エコセメント製造の過程で下水道放流水で680Bq/kgのセシウムが検出されました。
通常のポルトランドセメント等の灰含有率は3%です。ところがエコセメントの灰含有率は55~60%です。セメントにセシウムは混入しないのか、調査が必要です。
昨年、市原エコセメント工場で高濃度の放射能汚染水が海に流れ出る事故があり、半年以上も操業が停止しています。
排水から1054Bq/1kgのセシウムを検出。排水の上限目安の約15倍でした。

以下直近の飛灰の測定結果です。



多摩地域 採取日3月

受け入れ予定施設 結果
多摩ニュータウン組合 530
多摩川衛生組合     440
西多摩衛生組合     328
町田市リサイクル
文化センター     340
柳泉園組合     690
日野クリーンセンター 120
八王子戸吹清掃工場 640




23区         (飛灰) 単位Bq/kg

名称     混入なし(採取日) 10%混合
渋谷清掃工場  358(4月2日)
江戸川清掃工場 5870(4月4日)
中央清掃工場  859(4月9日)     894(3月9日)
新江東清掃工場 1265(4月4日)  2166(3月24日)
港清掃工場  1449(3月22日)     1094(4月9日)
墨田清掃工場  949(3月24日)     1750(4月9日)


以下、議員などが落ち葉や灰の測定をしました。   
● 小平市 (3月)
・ 薪ストーブ灰:3500Bq/kg 誤差±500Bg(市内の剪定枝と家屋立替による廃材の混合)
・ 落ち葉   :1500 Bq/kg
● 立川市(4月)
・ 公園の落ち葉 :208Bq/kg ・薪ストーブの灰:834Bq/kg
● 国分寺市
・落ち葉: 1640 Bq/kg
● 狛江市(4月)
・落ち葉  222Bq/kg±36 Bq/kg
● 剪定枝:西東京市370 Bq/kg 府中市450練馬区420 Bq/kg 狛江市410
練馬区420 Bq/kg練馬区420 Bq/kg
400 Bq/kgを超えるものは堆肥としての使用を自粛、袋に入れて保管することになっている。
・ 23区では数値に大きなばらつきがある。地域によって汚染状況に差がある。 
・ 江戸川清掃工場は非常に高い値を示している。 
・ 港清掃工場で数値が逆転している。理由はわからない。
・ 多摩地域は23区より低い。
・ 都はQ&Aの中で宮城県での災害廃棄物の焼却試験で普通ごみの焼却で2200 Bq/kg、災害瓦礫20%混合で2300 Bq/kgなどで、問題なしと述べている。
・ ストーカー炉の場合33倍に濃縮されるので焼却前は66.67 Bq/kg及び69.70 Bq/kgということになる。
・ 一番高い新江東清掃工場の2166 Bq/kg(10%混合)は焼却前65.64 Bq/kg。江戸川清掃工場は177.88 Bq/kg。宮城県の値と変わらない。
・ 多摩地域の落ち葉は高い値を示している。
以上のデータを見る限り、東京は地域によっては宮城県並の汚染状況と言える。


<提供;小平市議 橋本久雄さんより>

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