2726夜話「美味しくなりそう」 | だてっち日記

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                      2011年作 「クリスタルー1」






今日は「敬老の日」で祝日だぜ。

国をあげて、老人を敬うんだろ?


はたして、それだけの価値がある

老人は、どれだけいるんだろう?


画家のY先生は80歳を超えて

今でも、作品を発表されていて


あ~だ、こ~だと自分自身の作品に

厳しい駄目出しをしてられる。

ハガキを書いたら、丁寧に返事が来る。


彫刻家のF先生は、70歳を期に

引退宣言をされて、新聞の美術欄に

コラムを書いてらっしゃる。


「作品を作らない作家」だと嘘ぶいていて

おもしろい人だぜ。


造形作家のM先生は、昔から

付き合いを大事にする人で、案内状を送ると

必ず観に来てくれる。これ、誰に対してもだから

頭が下がる。


彫刻家のK先生は、俺が知り合った頃は、

いつも嫌味を言う嫌な野郎だったけど、

70歳を超えた今は、いつもニコニコされている。


国から勲章を貰ってから変に丸くなっちゃった。

ブリキのオモチャで、人格が変るんだから

困ったもんだ。



四国の彫刻家のN先生は

80歳を超えて、もう一花咲かせるんだと

言ってるぜ。


美術評論家のT先生は毎年

誰かの遺作展のフライヤーに

一文を、お書きになってるんだけど

自分と同世代だから、どんな心境なんだろうね。


あとは、皆、俺にとれば煙たい存在の

癖の強い人達だったけれど皆、鬼籍に入られた。


こんな事を書き連ねていくと

俺には、敬う老人が、けっこう居るから

幸せ者だぜ。葬式には、駆けつけてやろう・・・。


そう、この「葬式には駆けつけてやろう」

ていうのが、その老人に対しての評価かも

知れないね。


俺も、そろそろオヤジから爺に片足を

突っこんで行くから

どんなクソ爺にするか、イメージしないとね。


「泥酔の挙句、排水溝に頭から突っこんで

老作家、野たれ死ぬ。遺体の引き取り手も無し。」


多分、こういう感じで、あの世行きだろう

知り合いは皆、喜ぶだろう。

俺自身も腹を抱えて笑うぜ。


「葬式に駆けつけてやろう」

という以前の問題だな。

だから、それまでにやれる事はしておかないとね・・・


うん、人生が美味しくなりそうだぜ。

ニャホ~!赤ばら



そんな事より、ホークスにM15が点灯されたぜ。

いよいよ優勝に向けてのカウント・ダウンじゃ!

ニャホ~!赤ばら



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