２０１１年作 「女」－９
今日の大阪は寒い日でさ
冷たい乾いた風がピューピューよ。
空気が乾いてるせいか
喉が痛いぜ。
今朝もチンタラ仕事場へ行ったもんね。
電車の中は暖房が効いててさ
ガンガンの防寒スタイルだから
逆にポカポカして気持ち良いから
座席でうたた寝してたぜ。
こんな感じで、そのまま、あの世に行けたら
最高だな・・・・。
普段通り作業を進めて
休憩中に珈琲を飲みながら
ボ～っと考えていたのよね。
１本の線を画用紙に描くことをね。
若い頃は定規を使った
真っすぐな線が好きでね。
手で描いた線は、何か人間臭さが
あって、好きになれなかったのよ。
建築物でも、愛想のない
無機的な建造物が好きだったから
本町辺りのビル街を歩くのが好きだったのよ。
最近は、真逆でさ、線でも手描きの線が
妙に心惹かれちゃう。
これは今まで、人間臭さを排除してきた
反動なのかもね。
どうも、人間なんていい加減なもので
思い切り否定してたモノが
恋しくなったり
思いきり肯定してたものに退屈したりする。
「やじろべえ」みたいなもので
右に傾きゃ左に戻り、左に傾きゃ右に戻る。
要はバランスを取りたいんだろうね・・・
クールで無機的な感じの作品を
作る人が、私生活じゃドロドロの
人間模様を繰り返したり
ドロドロと情念的な作品を
作る人が、私生活じゃクールで
無機的で愛想もクソも無い人だったりと
実におもしろいぜ。
さて、今から１本の線を描くんだけど
定規を使おうか、手で描こうか・・・・
第三者に取れば、どちらでも良いけれど
俺にすれば、それが問題なのよ。
細い線が良いのか、太い線が良いのか・・・
Hの薄さが良いのか
６Bのドカっとした濃さが良いのか・・・・
そんなの気にしてたら、仕事にならないけれど
やっぱりこだわる俺なのよね。
馬鹿！勝手にしろ！
ハ～イこだわりま～す。
キャンキャンキャン
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いつも応援ありがとうございます。
今日の記事にも書いたけど
いつも、下らない事に妙にこだわるのよね。
変な癖だぜ。キャン