みんなさん、こんにちは
大新生殖センターのスタッフです
去年に入って日本で初めての説明会を開催して以来
お客さんからいろんな質問をいただきました。
今日は、「日本人のドナー」について少し話しようと思います。
台湾では
人工生殖法という法律があります。
精子及び卵子の提供は政府が直接管理をしています。
ドナー応募者の身分情報等の確認の安全性を高めるため
外国人のドナーは原則的に認められていません。
大新ではすべて台湾人のドナーとなっています。
しかしながら
「例えば日本人の友達が卵子提供してくれるから、台湾に行って採卵して
私に移植することが可能だと、他のクリニックから聞いたことがあって、大新でもできますか」と
お客さんに聞かれたことがあります。
それについて
①その友達の身分情報、親等資料などの取得は難しく、台湾の政府から許可がもらえない可能性が高いと思われます。
②その友達が無事にドナーに認可されても、台湾での卵子提供はドナーの指定ができないため、法に触れてしまうことになりかねません。
上記によって、答えは大新ではできません。
なお、日本人のドナーが望んでいる場合
あと1つの手があると思います。
それは、アメリカにて卵子提供を受けることです。
アメリカでは、いろんな国からドナーさんを募集しています。
その中、日本の方がいるかもしれません。
台湾のように、ドナーさんを指定できないという法律はないため、
どのドナーさんにするかは自分で選ぶこともできるようです。
その分費用も多くかかってしまいますので、
それぞれの方のお考えによって検討されるのが良いかと思います。