こんにちは、だるまです。
ミリ5thお疲れさまでした!僕はリリイベに行けなかったので、Sisterを生で聴くのは今回が初めてでした。そのSisterについて書いていきます。
僕がSisterを初めて聴いたのは、確か5thの3日前とかだったと思います。CD自体は発売日に購入していたのですが、正直聴くのが怖かったです。まあ、初めて聴いたときは衝撃を受けたようでした。何これは。朋花がこんな歌詞を歌うのか。そんな感想しか出てきませんでした。仲の良い朋花P(2人しかいませんけど)に聞いてみましたが、正直同じような感想だったようです。しかもこの曲、作詞作曲が朋花の声優である小岩井ことりさん。まさか朋花について、小岩井さんと解釈違い起こしてるのか?とも思いました。
ですが、5thで生でSisterを聴き、自分なりにこの曲を解釈して納得できるところまで落とし込めたので、その解釈を書いていきます。
一応解釈は外枠(アウトライン?)と歌詞内容の2つに分かれてます。
・外枠の解釈
5thではステージの後ろの正面モニターが3つに分かれていて、左右のモニターでは何か燃えていて、真ん中のモニターでは舞う火の粉の中小岩井さんが映っていたのですが、分かる・覚えているでしょうか?
左右のモニターで、実は教会によくあるステンドグラスを背景に燃えていたんですよね。
さて、ここで朋花のイメージを思い出してみてください。朋花と言えば聖母(=いわゆるマリア様、キリスト教に関係する→教会もキリスト教のもの)のというのはみんな思うでしょうし、gree時代の曲名カード[Maria Trap]天空橋朋花は教会のステンドグラスを背景に撮影されています。つまり、左右のモニターでは、(gree時代の)朋花のイメージである教会が燃えていたということになります。しかも、朋花役の小岩井さんが燃える火の粉の中で歌っている。これはつまり朋花=小岩井さん自身が、朋花のイメージである教会に、自分の意志で火をつけ燃やしたということになるでしょう。
これは何を意味するのか?
僕は、gree時代から武道館を経てミリシタへと、朋花が新たな一歩を踏み出しているように感じました。同様に、Sisterという楽曲も、今までにない曲調・歌詞なので、朋花の新しい挑戦を表しているとも言えるでしょう。
・歌詞の解釈
これについては正直、「ここの歌詞はこういう意味で~」とかいうのはまだ分かりません。
ここで、今まで朋花がLTD含めソロで歌ってきた曲を振り返ってみましょう。
LTPでは「Maria Trap」、LTHは「鳥籠スクリプチュア」、LTDが「HELLO, YOUR ANGEL♪」で、MSで「Sister」です。
曲を分類してみましょう。「Maria Trap」と「鳥籠スクリプチュア」は聖母としての天空橋朋花、「HELLO, YOUR ANGEL♪」は15歳としての天空橋朋花が歌っているというイメージがありませんか?
では、「Sister」はどうでしょう?
僕は、「Sister」は聖母としての自分と15歳としての自分の狭間で揺れる天空橋朋花を描いた曲なのかなと思っています。歌詞に『迷ってる』、『忘れたい』など、そう感じる表現が数多く盛り込まれています。
ただ、歌詞を見ると、「Sister」って恋の歌か?と思う人が絶対にいます。僕の考えでは、「Sister」は恋の曲ではありません。いや、歌詞に『望まないでね 恋は』ってあるので、完全に否定しきれませんけど・・・。
ここは読んでくださってる方も自分なりに考えて欲しいところです。
この曲が「聖母としての自分と15歳としての自分の狭間で揺れる天空橋朋花を描いた曲」だとしたら、歌詞中の『私』と『あなた』は、どちらが聖母でどちらが15歳の朋花なのか?
僕としては、『私』が聖母としての朋花で、『あなた』が15歳としての朋花だと考えています。
「Maria Trap」の2番サビ前に、『嘘を愛してもらいたい 嘘を見抜いてもらいたい』というセリフがあります。『嘘を愛してもらいたい』というセリフは低い声で聖母としての朋花が、『嘘を見抜いてもらいたい』というセリフは高い声で15歳としての朋花が言っていると思ってます。
ここは自分でも未だに分からないところなのですが、ここから考えると、つまり、「聖母としての朋花は自分に嘘をついている=演じている」ということになります。(みなさんはどう考えますか?朋花Pとか関係なくむしろ朋花Pじゃない人からの考えを聞きたいので、軽率にリプをください)
そして「Sister」には『胸騒ぎ隠せない 私は駄目だな 語れない 語れない 自分は騙れない』という歌詞があります。この部分だけで『私』と『あなた』がどの朋花なのか判断するのは軽率ですが、正直他の部分を見てもどっちか分からないというのが本音ではあります。(ちょっと下にもう1つの理由っぽいのを書きますけど)
最後に、「Sister」という曲のタイトルにも触れておきます。小説や漫画などもそうであるように、曲のタイトルというのは、その曲の中身を一言で簡潔に表す、言わば最重要キーワードです。そして、この曲のタイトルは「Maria」ではなく、「Sister」。
では、シスターとマリアは何が違うんでしょうか?(意味的にSisterとシスターは同じと考えていますが、表記が面倒なのと見づらいのでカタカナで表記します)
マリアは皆さんご存知の聖母マリアという人物でしょう。これに対し、シスターは教会で色々やってる女性一般を指す言葉のはずです。
ここは論理が飛躍するのですが、このタイトルではシスターとアイドルを重ねているのではないかと感じました。無理やり理由づけるとしたら、シスターは教会にいる女性一般の呼称であり、アイドルはそういう職業の女性一般の呼称であるから、といったところでしょうか・・・。何となく感覚的に考えてることなのでうまく説明ができません・・・。(僕はマリアとシスターの違いがわかりません。この曲ではこのような理由の為にシスターというタイトルにしているだけで、マリアもシスターも中身は同じものだと思っています)
で、ちょっと上の『私』『あなた』論争の理由の補足ですが、シスターとアイドルが同じようなものだとしたら、やはり聖母としての顔を持ったアイドル天空橋朋花が、聖母としての自分を『私』と呼ぶのが自然なのかなと思います。
こんな感じで「Sister」の考察を終わります。まだまだ分からないことが多すぎるので、6thか何かの機会に小岩井さん本人の口からSisterについての考えを聞きたいですね。
それでは。