変化の時 | だるまんブログ

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生きる知恵である陰陽五行についてだるまんと語るブログ。『だるまんの陰陽五行』(三冬社)より発行。

原発の問題で放射線漏れが盛んに問題になっています。被曝を恐れて国外脱出する人々も居るそうです。首都圏を脱出する人も居るそうです。なかには政治家などとつながっており特別ルートの情報で「すでにやばい」ということで逃げ出している人も居るそうです。
原発地域に近い方々にとっては退避しなければならないレベルは存在すると思いますが、それ以上に過敏に反応する人々が増えてきているのです。しかし一般的な日本人にとっては仮りに逃げたくとも逃げれない事情があります。家族や仕事、多くの人々との関係というものがあります。もし皆が「我れ先に」と逃げ出すことが起きたらそれこそ地獄絵図です。しかしそれはおきないでしょう。被災地においても暴動や略奪が起きないというすばらしい日本人だからこそ、まず日本にこのような出来事が起きたともいえます。
未曾有の危機を迎え、今私たち人類は確実に変化を求められています。そしてそのまず第一歩として日本人が選ばれているのです。それは先日のブログで書いたように日本は世界のひな形になっているということでもあるし、『だるまんの陰陽五行.「火」の章』でも書いたように国津神と呼ばれるエネルギーに同調しているためでもあると言えます。

ではどのように変化するのでしょうか?
本日のブログでお話しておきたいのは、実は放射線というものへの我々のイメージを変える必要があるのではないのかという事です。

放射性物質というのは、私たちが食事した食物を体内で分解してエネルギーに変えていくように、自然界の原子でありながらどんどん分解してエネルギーを出していく物質です。その時に発するのが放射線なのですが、実は宇宙には放射線が充ち満ちているのです。言い換えると宇宙は大きな胃袋なのです。どんどん物質が分解してエネルギーを出している、そういう世界なのです。しかし地球環境では大気がそれを遮へいしているので宇宙よりは弱い放射線が存在しているのです。だから「放射線は怖いもの」だといっても、我々にとって慣れていない高いレベルで、しかも急激に与えられた場合での話であって、仮に少しずつ、許容範囲を広げつつの被曝ならむしろ我々をエネルギー的に新たな生命体へと変えていく…とも言えるのではないでしょうか?
たとえば宇宙ステーションで8ヶ月保管した桜の種を地上に持ち帰って植えたところ、発芽しないはずの種が芽を出しているという事実があります。宇宙で行動したアポロ宇宙飛行士たちが精神的に大変化を起こしている事実もあります。このようにエネルギー体系を放射線は変えていく力があると考えられるのです。

いままで放射線は怖い悪魔のような存在として私たちは認識していましたが、それはあくまでその量と時間の問題であることを今、はっきりと認識すべきです。言い換えると、今、このような形で日本に与えられた出来事は私たちを変化させるためのきっかけであるとも言えるのではないでしょうか?
今までの常識感でふりまわされずに、新たな価値観でものごとを理解しなおしたとき、そこに未来への鍵があるのではないでしょうか。

外部から与えられる事象を、我々を損う敵と見るのではなく、我われを成長させる力と見ていくこの姿勢は、五行の相剋ルートの示すものでもあります。一部、経営畑で言われているところの「loose-loose」の姿勢でもあるのです。「loose-loose」というのは「儲けた者勝ち」というのではなく互いに損する事を通じて結果として互い何かを得るという考え方を言うのです。
本当に私たちは今、変わる時が来ているのだと痛感します。