浅草で空間が…うねって歪んで揺れて!
うわーい!

という事でDUB FORCE NIGHTに呼ばれてライブ。
もうそれだけで光栄であります!

またまた人身事故で都営新宿線がストップ…
神保町で慌てて乗り換えて蔵前へ。
入り時間またもやギリギリで会場に着くと、音楽シーンの巨人たちがのんびりしてました。音が出る前段階で止まってて…
皆さんに挨拶。
Watusiさんとせいこうさんと出版に関する諸々の話をしてからDUB FORCEのリハを堪能。
もう笑ってしまうわけです、音が。この時点で。

仕掛け人のオーバーヒート石井さんとも久しぶりに話す。と言ってもSNSのおかげかあまり久しぶり感は無いんですが。

DUB FORCE観るために鹿児島から来ていた藤川さんは元ナツメグ、元レゲエマガジン編集長。僕はマイカデリックデビューの田儀ディレクター、そして、その後在籍するポジティブプロダクションの佐川社長、担当してもらうエンジニアがアパッチ田中さんなので、実はナツメグ、オーバーヒートの系譜でもあるんですよね。

ベーソンズリハを済ませる。
山ちゃんに体調も戻ってるけど脱水症状を避けるためスポーツドリンクをやたらと飲んでた。
楽屋で皆さんとお話しながら本番までの時間を過ごす。

増井さんが「猫を飼おうと思わないけど、ある日歩いてたら野良猫と目があってね。こう、お互い見合った見合ったって牽制したのよ。そこから猫のことが気になってね。あいつら夏は良いけど冬はどこで寝てるんだ?」
と話を振る。
せいこうさんが「猫はね、人を見ても猫だと思うんだよ。人間は大きい猫。で、こいつらなんでエサよこさないんだ?くらいしか思ってない。犬は人と犬の違いを自覚するんだよね。」と。
増井さんが「じゃあ猫は車やバスも猫だと思ってるのか!」と言うので、「それじゃあ猫バスじゃねーか!」と皆が笑う。
「それにしても猫の死骸はあまり見ないね。」という話に僕も矢追純一の迷著『なぜカラスの死体を見ないのか』の話。これは鉄板ですね。

こんな話をしてたら本番5分前。
いささか緩い気持ちを引き締めてステージへ。
イントロのMCも敢えて省いてソリッドに臨んだら、その後も僕が喋ろうとすると二人が曲を始めるのでMCがカットされまくった(笑)。
おかげで持ち時間通りで終われました!

セットリスト
1My style is the best
2ウダウダ
3CHOP 新曲
4はねたはねた
5Funk Fujiyama
6レッテル
7Dreamer
8ブイブイ
9DUB DUB
10かかってこいよ
11ラッパーの葬式 新曲

説明不要で3人でやりましたが最後のラッパーの葬式を歌い終わったら万雷の拍手で迎えられました!
この曲はスタジオでリハする時間もなく、リフのイメージを大策に伝え、山ちゃんにもそれに合わせて何も決めずに叩いてもらい、尺も内容も即興でライブで作り上げた。
僕らも含めて皆がその場で曲が出来るのを体感出来ましたね。
今後、これをベースに育てて行きますが、初めて歌う曲でこれだけ反応して貰えるのは嬉しい。
ステージ上は相変わらず平和でしたがフロアはDUB MASTER Xの手により荒れ狂ってたかと思います!

楽屋に戻ると屋敷豪太さんがDUB DUBでのマイク二刀流パフォーマンスを指して「マイク二本同時に使うラッパー初めて観たよ!」と笑顔で言ってくれた。
世界をまたにかけるGOTA YASHIKIが初めて観るようなパフォーマンスが出来たのは本当に良かった。
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フロアに出て圧巻のDUB FORCEを体感。
瞬間と瞬間をプレーヤーが感じ取りながら音が出たり入ったり。めくるめく音旅行こそがDUB。

途中ふと横を向いたらステージでトロンボーン吹いてたはずの増井さんがフロアで隣にいて驚いた。あれ、ライブ中…? 音だけじゃなくて人も出たり入ったり飛んだり? 

オレスカバンドのサキさんが歌う曲でグワーッと盛り上がった瞬間に全員がいなくなって屋敷豪太さんのドラムがバコーンと前に出てきた時の快感は…これぞライブでDUBバンドを観る醍醐味!凄い!気持ち良い!

そして、とにかくWatusiさんのベースたるベースの素晴らしさ。グイングインと人力グルーヴ。

アンコールでは僕も呼び込んでもらいセッション。
うわーい嬉しい!
とまずは呼び込みのMCでのせいこうさんとの掛け合いで、ロビンソンという曲でのせいこうさんのシャウトがカラスだ!と楽屋の話を引っ張ってきて、ちげーよ、あれはジャングルなの!との返しに浅草とか東京DUBって言ってんだからカラスでしょ!とまとめて曲に行く。

アフリカンダブ。

せいこうさんが「踊り」をテーマにアジる。
昨今の日本のダンスに関する議論を刺激する檄文。
そこに僕はフリースタイルで絡む。
と言っても、増井さんの話から冬の猫を放り込んだけどどうにも踊りに繋がられず…後でT.S.エリオットのキャッツか!と気づいたんですが。
せいこうさんの右足!左足!
というコールを受けて。
「決まり手 勇み足」と繋げてから勇み足で一歩前に出てしまう勇者よ踊れ!とフリースタイル。

刺激的でした!

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ラッパーとしていとうせいこうさんと初めて同じステージに立ちました。
素晴らしい体験をありがとうございます!

わーい!

アドレナリンがかなり放出かれた夜。

帰り、DUB FORCEでブリブリとシンセベースやトークボックスを聴かせてくれた一平君に送ってもらって帰宅。

次のベーソンズは2月25日。
六本木VARITで3人で!

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SFのリリースパーティー!

そしてDUBさんも加えて3.13は新代田FEVER!

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さらに!

ライブ会場限定で新作ライブ盤を出しました!

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ベーソンズ〜怒りのライブ!

先日の姫路でのハイテンションライブを収録。
よろしくどうぞ!

May the DUB FORCE be with you!

今日はこれからとある収録へ。

宇宙平和