ダーク・トランキュリティ 【dark tranquillity】

私が一番好きなヘヴィメタルバンド、ダーク・トランキュリティの新作が
３年ぶりに発売されるってことでかなりテンション上がってきています。
実は３月１０日の発売に気が付いたのがつい先月のことなので
あんまり待った気がしないのは得したというかファン失格というか（＾＾；
海外のバンドだとアルバムの間隔が３年、５年は当たり前なので
うっかりしているととっくに発売されてたりするので困りものですね（笑）

このダーク・トランキュリティなるバンドはメロディック・デスメタルという
激しくてファストな要素に繊細で美しいメロディを加えたスタイルの
先駆者的な存在で８０年代後期から活動しているスウェーデンのバンドです。
重厚で苛烈な展開から一転して哀愁漂う荒涼とした雰囲気に持っていく
彼ら独特の楽曲は猛烈にドラマティックで本当に素晴らしいですね。
漢クサさやアウトロー感、ファンタジーな要素が見られないのも特徴で
ダークでモダンで硬質な雰囲気を纏っているのもお気に入りの理由です。


【前作「fiction」に収録されたFOCUS SHIFT。新曲はあえてまだ聴いてませんｗ】


【新作DVDに収録されているライブの終盤。盛り上がってますねえ♪】

デスと名の付くスタイルのバンドは声を潰して野獣や悪魔のように唸り、
咆えながら唄うデスヴォイスを使うのですが、ダーク・トランキュリティの
ヴォーカル、ミカエル・スタンネは世界で一番美しいデスヴォイスの使い手と
評されているのですが、実際キレ味抜群といった感じで格好イイですね。
ルックス的にはどこのロックスターと比べても遜色ないので真っ当に
メジャー路線を突き進んでいたら相当な人気者になっていたと思うんですが
ファンとしてはアンダーグランド感のあるメロデスを選んでくれてよかったです。

また、かなりビッグになってきた同郷のイン・フレイムスとは関係が深く、
それぞれの１ｓｔアルバムで今とはヴォーカルが逆だったりします（笑）
現在ではかなり路線が異なってきましたがイン・フレイムスが好きな方は
ダーク・トランキュリティもイケると思うのでぜひチェックしてみて下さい。

もちろんヘヴィメタルなんて聴いたことないぜって方でもぜひ。
こういう曲を聴きながらゲームやったりバトル漫画読んだりすると最高ですから。
日頃からハード目なアニソンやゲーム音楽に親しんでいる方なら
尚更すんなり入っていけるんじゃないかな～とも思います。

Where Death Is Most Alive (2pc) [DVD] [Import]/Dark Tranquillity

￥2,396
Amazon.co.jp
【イタリアはミランでのライヴ。欧州での人気の高さが伺える盛り上りが最高！】

ちなみに今は去年の終わりに発売されたライヴＤＶＤを毎日のように鑑賞中。
もちろんこれの発売にも気付いていなくて先月慌てて買いました（笑）
かなり満足なＤＶＤでしたが今のところ日本発売は未定という・・・。
仕方なく欧州盤を買いましたが（米盤は観られないことがあるので）、こういう
商品こそ発売してくれないと日本での認知度がいつまでも上がらないと思うので
ファンとしてはちょっとばかり悔しいですね。

まぁ前作の８ｔｈアルバムが最高の出来映えでメタルランキングでは
月間２位になるなどかなり売り上げも良かったので、今作も前作に匹敵するか
それ以上のクオリティならそんな逆風にも変化が出てくるかなと期待しています♪

WE ARE THE VOID/ダーク・トランキュリティ

￥2,625
Amazon.co.jp
【最新作の９ｔｈアルバム「WE ARE THE VOID」楽しみです！】