このブログについて:引き寄せを始めたきっかけ
 
いつもありがとうございますベル

皆さんいかがお過ごしでしょうか?

お久しぶりです。

5月末まで自粛で6月から幼稚園が始まり、日常を整えていっているところです。

自粛解除されても主人の会社は外での二人以上の会食を禁止しているため、自粛中とあまり変わらない日常を過ごしています。



あなたが決めていい


そこで解除後、人気の少ない寺社へ出掛ける人もいるかと思います。

だけど『生理中は神社参拝やお墓参りは控えたほうが良い』と見かけたりすると本当かな?と迷ったり、悪いことが起こるのではないかと怖くなったりと、私のほうにご質問をいただくのですが、穢れは生理だけではないんですよね。

妊娠、出産、流産も穢れなんです。(Twitterのほうでもボソッと呟いてます)

これは時代により変化していっているもので、その当時の宗教家や人間が作ったものです。



元々神道では「穢れ」が「気枯れ」の状態。

つまり体力・精神が落ちた状態のことを言い、平静を保てないときに無理して神事に参加しなくて良しとしていました。

古事記の世界でも気が枯れた死だけは異様に忌み嫌いはしたものの、女神の地位が高かったことや、火之迦具土神のという火の神様の血液から沢山の神々が誕生していること。

ヤマトタケルノミコトとミヤズヒメの結婚の宴の日にミヤズヒメは生理中だったんですが、ミヤズヒメは月事は当然のことだから愛する行為をやめる必要はないと返し、ヤマトタケルもそれに対し了承、御合した物語になっており、当時の民は神々が血を忌み嫌う思想は持っていませんでした。

武士制度が出来るまでは母系社会でしたから、女性司祭者の条件のひとつに月経があることとして、女性の血は神と扱われていたそんな時代です。



それが今ほど医療と衛生面の発達していなかった時代に神仏が発展していくと、穢れを不浄と扱うようになり、死穢・産穢・血穢を規定。

触れると感染して行くと定めました。

このことで貴族たちは穢れに敏感になり、各神社も神社領域を穢さないために生理を穢れと規定。

更に穢れ思想がエスカレートし、女性自体が不浄という女性が差別を受ける事態になってしまいます。

この差別は明治に産穢・血穢は廃止されてもしばらく続きました。

現在では医療と衛生面の発達により、血穢は現代人にほとんど存在しないと浄土宗は説き、日蓮宗も生理は女性の自然現象としています。

神社も生理中でも良いとなってると思います。



このように思想と言うのは、時代と共に上書きされていくもので、神様との関係は不明なんです。

穢れが規定されきた時代は火も穢れでしたから、生理中の女性は飯炊きをしてはいけないし、生理中の女性が出す食事を口にしてはいけない。

月経小屋という小屋に女性を隔離して、そこで生理期間中を過ごしていました。

その期間代わりに男性が飯炊き育児をするわけなので、ラッキーと思う女性もいれば、不浄として扱われ、心が追い詰められる女性もいました。

子供がいれば子供も差別されます。

現代のSNS社会ではありえない話ですが、恐怖に支配されると生理という自然現象に対してさえ差別やいじめが起きます。

コロナのように。



私には仏陀の放った言葉で好きな言葉があるのですけども。

これ↓

『特定の宗教や人への信仰は必要ない。外へ求めず、自分の内側と向き合うことだ。』

個人的には廃止されてもなお、未だに生理は穢れと注目されている時点で差別意識は闇が深いと感じますし、人種差別まで発展しかねないと思うので、私は血穢思想を持っていません。

歴史は上書きされ、情報は常に最新に更新されているのに、過去こそが正しい、あの幸せメソッドが正しいでは、そこから成長を止めることになると思っています。

だからって昔が悪いなんて言っているわけではなく、伝統芸能、神社、着物など、残っていたら嬉しいものもたくさんある。

その中で真理と言うのは、過去未来関係なく、いつでも通用するものなんではないかと思っています。



そして、人がどういう意思を持つかは自由。

どういう意志を持つかも自由。

決めるのは自分。

あなたも自由に決めて良い。



だから生理中どのように過ごそうが、その人の行動を妨害する権利は誰にもありません。

もちろん参拝先のマナーは守りながらですが。

長期間更新していないから誰も見てないかもしれませんが、各々参拝してくださいね音譜



ちなみに私は今月、生理期間中に神社へ行きました。

翌日お願い事がひとつ叶いました。

また時間が空いたら来ます─=≡Σ((( つ•̀ω•́)つ

七夕2020_私のお願い事

 

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