ブックオフ共同買収作戦発令!コード「本を売るならぶっ殺す」 | 日々だらくだるく

ブックオフ共同買収作戦発令!コード「本を売るならぶっ殺す」

タイトルはヤリタカッタダケー。

NHKニュース 出版大手 ブックオフ株取得へ
講談社、小学館、集英社、大日本印刷、丸善が共同でブックオフの株式30%を買うという話


いつかは来ると思いましたが出版関係が新古書店業界に殴り込みをかけてきました。
記事では「中古市場を確保し、販路を拡大する狙い」とあります。
それもあるでしょう。

今出版業界は携帯やインターネットなどの成長でかなり売り上げが落ちているので、いまだに成長を続ける新古書店は目の上のたんこぶ。
邪魔者を取り除きつつ仲間に入れるというのは戦略としてありでしょう。

ただ「販路を拡大」したところで「印刷業」にはあまり関係がない。
本の出版数は販路が変わろうが増える余地がないです。

しかし、この5社で一番でかいのはまぎれもなく大日本印刷。ほかが売り上げ1000億前後の中でここだけ1兆ですから。
おそらくここが中心になっているはず。

販路を広げる目的であるならあまりうまみがない大日本印刷がなぜこの買収にかかわっているのか?
やはり、中古品目に対する利益還流が一番の目的だからだと思います。


今現在はゲームもそうですが、古本が売れてもそれを売った古本屋が儲かるだけで、それを書いた著者、出版社、印刷業者などには利益が還流していませんでした。
というのも、昔はほんとに小さな古本屋しかなく、それらの売り上げを逐一チェックし還流させるにはコストがかかりすぎて無駄だったからです。
そのため出版関係の法律には利益還流関係のものはありません。
PCパーツなどの商品にはあるらしいですが。(ここよく知らない)

日本の法律は何か前例がないとなかなか変わらないので、中古出版物に対する利益還元は今のところ検討はされているようですが変わる気配はありません。

そこに今の出版不況があって痺れを切らし、強硬手段に出たということではないでしょうか。

名づけて「法律ができないのなら、新古書店が自分で前例を作ってしまえ作戦」実際作ったら速攻法律もできそうな予感。

著作者が金銭的に守られるというのはいいのですが、値段に跳ね返ってこないかどうか・・・って絶対高くなるよなw
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「本の利益還流」と聞くと著作者のみに還流するように聞こえるかもしれませんが、実際のところは出版社、印刷業にも還流させる仕組みになると思われます。権力が違いすぎるんで。

そうなるといつしかJASRACみたいな組織が出来上がって際限なく著作権の範囲を広げ始める可能性もあるから、この買収に諸手を上げて賛同はできない。悪い傾向ではないけど。