フラワーシャワー

 

タイトルで書いた「殺人事件にならなくて良かったね」とは、

とあるホテルの結婚式の現場を取り仕切るキャプテンに結婚式中言われた言葉です。

決して冗談でもなく引きつった顔で言われました。

でもなんでただの外部カメラマンが、そんなことを言われたのか。

 

撮影は結婚式会場に伺って撮影することをメインにしています。

業務提携店の撮影は他のカメラマンに任せています。

刺激の多いアウェイでの撮影を好んで行っています。

 

伺う会場は初めての会場も数多く、

またそれぞれ40組以上の撮影経験がある会場も多いです。

スタッフの方と親交もある如水会館さんや、

ホテルですと、浦安ブライトンホテル東京ベイさん、

ホテル椿山荘東京さん、ホテルメトロポリタン エドモントさん、

ホテルニューオータニさんや、セルリアンタワー東急ホテルさん、

ハイアットリージェンシー東京さん、蓼科東急ホテルさん、メルパルク横浜さん。

レストランや料亭さんですと、霧笛楼さん、つきじ治作さん、

マナーハウス島津重冨荘さん、うかい亭さん。

大学ですと立教大学さん、国際基督教大学(ICU)さんなどに数多く伺わせていただいております。

まあ中には刺激的すぎて結婚式での撮影はお断りするホテルもあったりしますが。

●名高きブラックホテル

 

今まで延べ20年間約1900組の色々な会場に伺いました。

素晴らしい会場もあればギスギスしている会場、スタッフがかみ合っていない会場、

結婚式を到底行うべきでは無い会場にも伺いました。

色々な会場のサービスや内容を見比べているので、

おかげさまでネタに困らずブログを続けられています。

 

ただ色々な会場を見ていると、

これはもっとこうした方がお客様に取って良いのにと思う事があります。

結婚式のカメラマンって新郎新婦さんにも近く、ゲストにも近い場所にいるので、

色々事に気がつくことが多いのです。

 

動線的なお客様の誘導とか、時間配分な部分とか。

テーブルクロスがたるんでいたりとか、ネームカードが倒れていたりとか、

ビールの銘柄が新郎新婦さんが頼んだ銘柄でなかったりとか、

新郎さんのブートニアが上下逆さまになっていたりとか、

ゲストの方がサービススタッフに料理を食べるのを急かされていたりとか。

それは多種多様です。

 

常に新郎新婦さんやゲストの皆様の表情を見て写真を撮っているので、

お客様が明らかに不満そうな状態、迷っている状態であれば敏感にわかり、

会場キャプテンに伝えて、

「お客様がこういったことをおっしゃっているので対処をお願いできれば。」

と伝える時もあります。

 

実際の所、僕が対処して完了できることも多いのですが、

外部から来たカメラマンがそういったことに行動するのは越権行為で、

会場スタッフとしては気持ちよくないかもと思うので、

あくまで伝える形にしています。

ただゴミが落ちていたりなど僕だけで対応出来ることは僕だけでコソッとやってしまったりします。

あと控え室やトイレなどのご案内もしています。

 

よく来賓のゲストの方に「控え室はどちらですか?」とか「お手洗いは?」

と聞かれる事が多いです。

割と人懐っこい顔をしている僕なのでよく声をかけられるのでしょうか。

いつ声をかけられて言いように、初めて伺う会場などは控え室やトイレ、

喫煙所などは撮影前にチェックしています。

 

ホテルなどのキャプテンってサービス業なのに強面が多く、
元々どこかの地域を締めていたのかななんて人多いので圧が強いことが多いです。

なので薄ら笑いをしている僕に声をかけられることが多いのかななんて思います。

 

その日もいつものように声をかけられて、

「ご親族控えはこちらです」と声をかけたり、

「段差ありますのでお足元お気を付けください」

と僕が転びそうになったところで注意喚起していたりしました。

 

すると遠くで傍観していた40歳代後半ぐらいのキャプテンが、

亡霊のようにスーッと僕の近くに来て

「そういうのは私がやりますので!」と耳元で大声で言われました、

というか怒られました。

 

そんなに元気にキレる力があればゲストの方にその力を使えばいいのに、

と思いつつ僕は倉庫までいうのであればとその場を撤退しました。

 

少し離れた場所にある新郎新婦さん渾身のウエルカムアイテムを撮影していた所、

いらしたゲストの方から「トイレは?」とか「このあとどこに行けば良いの?」

と声をかけられました。

笑顔で受け答えしていると、またキャプテンがどこからスーッと近づいて、

今度は身体を密着してきて、なぜか僕を身体で強く突き飛ばしました。

そしてキャプテンは怒りに歪んだ顔でこんなことをいいました。

 

「殺人事件にならなくて良かったね」

 

言葉の意味がさっぱりわからないのですが、

おそらくゲストは僕に声をかけてキャプテンに声をかけないことにいらだち、

どこから来たかよくわからないカメラマンにしっかりゲストの皆様を誘導され、

プライドとか傷付いた上での言葉なのかなと思いました。

それにしても強すぎる言葉。

 

ですので真意を聞きたかったところですが、さらに逆鱗に振れそうなので、

「本当に殺人事件にならなくて良かったですよね。」

とキャプテンの目を真っ直ぐ目を見て笑顔で言ったところ、

額に汗を出し、余計に顔が怒りで歪んでいました。

よく考えたらこの返答のチョイスの方が逆鱗か…

と言ったあとで自分で納得してしまいました。

 

何がしたくて結婚式のキャプテンをしているのでしょうね。

いつか再訪したときにそのキャプテンに訪ねることを楽しみに、

これからも結婚式の撮影をしていきたいと思います。

 

(写真と本文は関係ありません)

 

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