■□値切るということは。 | ドキドキ・ワクワクの居酒屋『大佐のとりこ 暖炭』のブログ

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プチ紳士・プチ淑女を探せ!という運動をされている志賀内泰弘さんのメルマガより。

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日本実業出版のビジネス誌「企業実務」に、「志賀内泰弘が選ぶ金言・銀言」というコラムを1年半にわたり連載させていただきました。その中から、いくつか、「プチ紳士・プチ淑女を探せ!」運動にも繋がる
「より良い仕事の仕方」
「生きる上で大切なこと」
をピックアップして、転載させていただきます。

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「値切ることで、自分の評判も値切っている。
 1割まけてもらったら、2割チップをつける」

中谷彰宏著「人を許すことで人は許される」ダイヤモンド社より

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私は名古屋人です。名古屋人は「ケチ」で知られています。
値引きやバーゲン、オマケや景品が大好きです。
だから、買物をしてお金を支払うときに値切り交渉をするのが
当たり前だと思っていました。「いくらに負かる?」と。

しかし、ある時、ハッとしました。
それは、自分が売る立場になり、
お客様から「負けて」と言われた瞬間です。
「負けて」と言われて、とても嫌な気がしました。
でも、こちらは売りたい。
このことは、長い間、自分の中での葛藤になっていました。

そして、現在。
買物をしても絶対に「負けて」とは言わないように心掛けています。
それどころか、
「ええ、そんなに安いの?」
と言います。
「100円上乗せしようか」
と言うこともあります。

たとえば、タクシーに乗った時、
2,020円の料金だったとすると、
運転手さんが
「2千円でいいよ」
と言ってくれることがあります。

でも、きちんと全額支払います。
20円を運転手さんが自腹を切ることを知っているからです。
そして何より、2,020円が正規の価格だからです。

誰かが得をすれば、誰かが損をする。
自分だけ「もっと得をしよう」という生き方をしていると、
やがて「信用」を失います。
「あの人とは付き合いたくない」
「あの会社はセコイ」
などと、知らぬところで噂されることになるのです。

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プチ紳士・プチ淑女を探せ!運動
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