夜の電車

私の乗っている車両は空いていて

向かいの席は空席


外は暗くて

ぼんやりと自分がガラスに映ってて


ガラスの向こうに見える

外の灯りをぼんやり見てる


向かいの席はまだ空席で


ふと20年前の自分がそこに座っていて

私を見たらどう思うかなぁと

想像してみたり


それから

30年前の自分がそこに座っていて

私を見たらどう思うかも

想像してみた


私から2人にやってあげたいことは結構たくさんある。

あちらの2人から私にやってあげたいことって何だろう。


わたしは

お元気だぞ。


この間、妹と話してて、妹がぽろって言ってくれたことが、体から離れない。
ぽろって言ってくれたことを聞いた瞬間、何にも言えなくなってしまったよ。

そっかぁ。
そうだったんだね。
大きくなったんだなぁ。

言ってくれたことは、至極、自然なことだったから、うーん、どうしよっかねって、言葉がすぐに出てこなかった。

にこにこ、のらりくらりと、元気にすくすく大きくなっているように見える妹にも、やってきている、つかみきれない不安の中で。
窮屈な世界の中でも、やりたいことを思ったままにやりたいなぁという気持ちはあふれてしまうから、どうしたらいいのかわかんなくなっしまってたんだなぁ。
毎瞬出会うきらきらしたことに、素直に反応して、自分の中にすぐにそれを入れてしまえるフットワークの軽さは、いつも、すごいなぁって思う。
たくさんたくさんの夢を抱えて、ふわふわと心のままに、歩いて欲しいなぁと思う。
あぶなくなったら、わたしたちが、こっちだよって、おいでおいでって、呼んであげるから、安心して、のびのびとずんずん進んで行って欲しいなぁと思う。
泣いたりしないで欲しいなぁ。
泣いてしまったら悲しいなぁ。
泣かないで欲しいなぁ。
って思う。

ひろがっていく途中の、大人と子供の真ん中の、不安定だけど、生命力があふれてるこの子が、にこにこしていられるように、ほんのり近くにいたいなぁと思いました。

感情を垂れ流すだけ垂れ流して人を傷つけておきながら、自分だけすっきしりして、なんていいことをしたんだろうなんて、思い上がりもいいところだ。

その話をしなくちゃいけない人を間違えてるのに、伝えるべき人を間違えてるのに、関係のない弱い人に垂れ流すだけ垂れ流して、傷つけておきながら、いいことをしたよと思ってるなんて、ぶざまだな。

関係のない人を傷つけたら、素直になって謝らなきゃよくないと思う。

そんな簡単なこともわかんないなんて、どうかしてるよ。

そんな簡単なこともわかんないのかな。

わかんなくなっちゃうのかな。