「パートナーを喰らう」 ～やましたひでこ in Australia その７

ダンシャリアンの皆さま、ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。

ケアンズからシドニーへと移動。

過ごしやすかったケアンズ。
けれど、この日のシドニーは40℃を超える気温。
しかも、南に下がるほど紫外線が強くなり、
日本の7倍の量となる時もあるらしい。

つまり、ここでの1時間の日焼けは、
日本での7時間分の日焼け。

ああ、怖ろし。
はい、日焼け止め＆サングラスは必須アイテムです。

そのシドニーは美しい街。
20年以上前になるのかな、一度来たことがあるのだけれど、
その時と変わらぬ美しさ。

さてと、旅の後半は、現地のツアーガイドさんのおススメに、
素直にしたがって言われるままに。

念願のウルル＆カタ・ジュタを訪れることができて、
本懐を遂げたような気分になっているのでね、
あとはもう、オマケでついて回っているような。

しかも、ツアーバスで乗り合わせることになる日本人は、
ほとんどが新婚旅行のカップル。
こちらは、年季の入った夫婦旅行であるからして、
コアラをだっこしての記念写真に嬉々とすることもなく^^;

それでも、印象に残ったのがこれ、このワニのお話。
キュランダの動物園にて。

ワニのジャック君。

この気の毒なワニ、結婚相手が翌日には姿を消すこと、
数回どころではなく、なんと12回。
飼育係さんが不憫に思い、何度も花嫁を世話するのだけど、
パートナーはいつも忽然と居なくなり行方不明に。

オーストラリアの謎の失踪花嫁事件！

そうだ、あろうことに、このジャック君、
自分の奥さんを食べてしまう癖があったのだ。

ひえ～

当然のことながら今、デンジャラスな彼は一人身ですよ。

それから、シドニーにて。

美しいシドニー湾内を巡るサンセット・ディナークルーズ。

クルーズで食事を愉しむのは、なにも観光客ばかりではなく、
地元の人たちもいっぱい。

テーブルでお隣になった老夫婦は、
この日は、奥様の誕生日を祝うために二人でお食事を。
シンガーからはハッピーバースデーの歌のプレゼントを貰い、
乗客全員からのいっぱいの拍手も。

そう、とっても仲良しのご夫婦で！
そうですね、私たち夫婦以上に結婚生活は長いよう。

いや、まてまて、老年同士の新婚さんだっているよね。
結婚が一度や二度とは、限らないのだから！

ああ、いずれにしろ、
互いを「喰らう」ような結婚生活とはならないように、
そんな夫婦関係とはならないように、
新婚組も、熟年組も、老年組も、心せねばなりませぬ・・・

わお～、私もか^^;

定番コアラのだっこ写真は、お一人様1枚16ドル。
けれど、カンガルー君との撮影は、まったくの自由。

この差は、どこからくるのかしらん？

さてと、いよいよ真夏のオーストラリに別れを告げて、
真冬の日本に帰り着くのも、もう間もなくです。


有難うございます。
あなたとのご縁に、いっぱいの愛を込めて。