この逡巡・・・ | やましたひでこオフィシャルブログ「断捨離®」Powered by Ameba

この逡巡・・・

ごきげんさまです、断捨離のぽん♪です

悩ましいのはくるみだ。
ペンチもトンカチも敵わないハード仕様。
いよいよ、くるみ割り専用の道具がいる・・・
が、この道具、近所のスーパーに山と積まれて売っている訳もなし。
で、ネット通販。

らくらく割れる和くるみ割り。
おお、なんと1800円も、しかも、プラス送料。
もともと300円のくるみ、どうも、計算が合わないね、うん。
これから毎日使う?、とんでもない年1回の登場も保障のかぎりにあらず。

買うべきか、買わざるべきか、それが問題よね~

とまあ、なんともヒマな悩み。
実は、愉しんでいるのだけどね、この逡巡。


さて、受講生さんからのお下がり「整理術」の特集本を、読んでみる。
諸先生方の整理指南も、大いに学ばしてもらわないと。

ちなみに、受講生さんの家から、わらわらと湧いて出てく断捨離グッズの4位につけるのが、
この所謂「整理本」たち。

で、栄えある1位はタッパー、2位、各種洗剤、3位、文房具・筆記用具の類。
キッチンの吊り戸棚、洗面所の下、机の引き出しの中、これでもかと棲息している。

はい、話を戻して、この整理指南書、タイトル「捨て方上手で、云々・・・」とある。
おお、いいではないか、下手に手間ひまかかる収納術の本よりは!

で、ページを繰って、びっくり。

登場している先生の背景に、なんとギチギチに詰まった本棚が。
しかも、縦横斜めと押し込まれて。
「モノを減らしてスッキリと片づいた仕事部屋・・・」なんてコメントがついた書斎、
本棚は、その棚の上にさらに天井までファイルが積み上げられている。

いや、本当にびっくりだ。

整理本ですよ、整理本!
おまけにこの写真の先生、整理整頓術の本まで執筆なさっている。

で、もっとびっくりなのは、こんな写真を、編集者も出版社も、ましてや、先生も、
気づかず?に、本に載せていることだわ。
あ~、それなりに演出してもよさそう、いえ、ありのままの正直さを称えましょう。

要は所詮、整理のレベルが、この程度だという証なのか。
あるいは、片づけが、いかに難しいことかという証明であるのかのよう。

ああ、怖ろしいかな、モノの跋扈・・・

ぽん♪は、思う。

散らかっているのが、問題なのではない。
アクティブに活動していれば、散らかるのは自然なこと、あたりまえのこと。

問題なのは、すでに賞味期限が切れたモノたちが、漫然と保管されていること。
問題なのは、モノが絞り込まれてないということだ。
これが、たとえ整頓されていたとしても。

空間と調和をはかりながら、モノを絞り込んでいく作業は、
モノとの関係を問い直し、軸を自分に据えて、時間を今に戻していくプロセス。

これこそが、片づけ。
これこそが、断捨離。

「整理収納」と「断捨離」の違い、あらためて慮りましたね、はい。