成人の日によせて | 北林ちかこのブログ

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並木道を優しい風が通り抜けるように、自然体で生きたい

おはようございます。

朝から燦々、いいお天気。

昨日も今日も、雪マークが出ていたのに、
なんざんしょ、この晴れっぷりは。
 
コンサパトリーに活けてあるバラにも、
光が降り注いでいます。

名前は分からないけれど、
私の握りこぶしくらいある大きな花。

香りもよくて、
戸を開けた瞬間、バラの芳香に包まれました。

バラの香…。

その可憐な姿かたちもいいけれど、
この香に魅せられて、
バラ栽培にのめり込んだ時代もありました。

今は、たくさんのバラの管理ができなくて、
ほとんどの鉢を手放しましたが、
やっぱり好きだな~~これ…と、
改めて思う朝のひととき。
 
 
 昨日・今日が晴れて、本当によかった。

…というのも、この連休は、
市内で毎日、成人式があります。
(ホールが限られているので分散して)

日本全国、晴れてほしいのは同じですが、
特にこの北陸では、
毎年、雪が舞っていることが多く、
晴れ着の女の子たちが、苦労しています。

ちらちら舞うだけならまだしも、
吹雪だったりすると、
本当にかわいそう。

今年の新成人は、
よっぽど日頃の行いがいいんでしょうね(^^ゞ

 

25年前、私が着ていた友禅を、
昨日、娘が着ました。

子どもだ子どもだと思っていたのに、
いつの間に、
こんな”娘さん”になっていたのでしょう…。

晴れ着をまとって、微笑む娘が、
とても眩しく見えました。

映画『かみさまとのやくそく』によると、
子どもは親を選んで生まれてくるのだそうです。

そして、その親を選んだ理由は、
すべからく「親を幸せにしてあげたいから」。

私たちは、労力、気力、エネルギー、お金など、
持てる全てを使って、
子どもの幸せのために頑張っていると思っていますが、
実は反対なんですね。

親がどんなに未熟でも、
親が失敗を繰り返しても、
親が不用意な言葉で傷つけても、
子どもは基本的に親が好きです。

その純粋な「好き」に、
私たちはどれだけ救われ、
癒されてきたでしょうか。

子どもがいてくれたから、
頑張れたことはたくさんあります。

子どもがいてくれたから、
諦めなかったことも、たくさんあります。

子どもがいてくれたから、
自分を奮い立たせたことも、たくさんあります。

息子と歩んだ22年、
娘と歩んだ20年。

笑ってばかりいたわけではないけれど、
今から思えば涙さえも愛おしい、
かけがえのない日々でした。

貴方たちを生み育てる機会は、
まさに恵みでした。

ありがとうね。
 
昨日、本多の森ホールには、
晴れやかな顔をした、たくさんの成人が集っていました。

この若い人たちの未来が、
幸せであることを、心から願っています。

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