今朝、何気に新聞を読んでいると、素敵な記事をみつけてしまいました音譜
朝日新聞〔11/22〕の生活面の、男のひといき という読者からの投稿です。

充実感いっぱいの発表会・・・とありました。
75歳の方。定年後習い始めて10年余りということです。
中学三年生でがんで亡くなった娘さんのピアノを弾きたい思いで始められたそうです。
今年も発表会を終え、緊張感は初めて出演した時と同じ…この緊張感は日ごろ味わえるものではない…と感想を述べられていました。
高齢になってからの習い事は、金と時間の浪費かもわからないが、その浪費がなぜか気持ちを豊かにしてくれる…。ピアノが弾けるようになると、人に聞いてもらいたい気持ちがわく…。弾き終わった瞬間、なんとも言えぬ充実感に満たされる。「今年も精いっぱい生きている」の思いの繰り返しで、来年は何の曲にしようかと、早くも選曲の気持ちがわいてくる…と結ばれていました。

本当に素晴らしいと思いました。
大変若く志半ばで亡くなられたお嬢様への何よりの供養だと思います。
ピアノを弾くのに、いろいろな想いが込められている…ということを鑑みると、心が洗われる想いがいたしました。
ピアノを弾くことは、人生の糧であり、人の心を癒し、生きることに活力をもたらすものなのですねビックリマーク
そして、私もまさに戦っている本番での緊張感・・・これは舞台に立つものでしか絶対に判らない感覚なんでしょうね。
でも、こんな日ごろ味わえない緊張感を体験できるのって、すごいことであり、ありがたいことかもしれないクラッカー
その自分のメッセージである演奏を聴いてもらいたいラブラブという気持ちドキドキ
すご~く、わかりますラブラブ!
私も、こんないい年してピアノ…とたまに思うことありますが、まだまだひよっこでしたヒヨコ
命ある限り、ピアノを弾き続けたいと思います。

素敵な投稿記事でしたドキドキ


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