酷暑が続いている。

不要不急の外出は控えましょうと言うほどの、そんな暑さの中、老女の私は連日炎天下を歩いている。

月曜日は英語、地区センターまで往復とスーパーへの寄り道で4000歩。

火曜日は駅前のクリニック予約通りに行かないと薬が切れる。これも往復4000歩。

そして水曜日の今日はやはり予約の歯医者、しかも11時の予約であった。やはり往復4000歩。

 

日傘をさし、飲み物を持ち、影があれば影を行く。それでも暑い。

帰宅すると寄り道で買ってきたものを冷蔵庫に収めたりしながら、汗がしたたる。

塩を直に舌に着ける。即効だ。

 

私の外出は不要ではないし、不急でもない。だから行く。

 

歩いている人は少なく、街がひっそりとしている感がある。もちろん車は通っているが。

 

雨は、午後になってひとしきり来た。雷が近くに落ちたのか、お腹に響くような音だった。

被害が出ませんように(祈)

 

明日はどこにも行かず、屋内で過ごしたい(望)