三月ごろから夫が、娘にいい時計かダイヤの指輪かネックレスを買ってやりたいと言い出した。終活と言うのでもないが、息子には高級時計などを遺すことができるけれど娘には何もないからと。

孫の教育もようやく終え、その労をねぎらう意味もあるらしい。

 

男親は娘に何か残すのだろうか。不動産や預貯金は別とすれば、わたしだって父のものは何ももらっていないし、それが自然だと思っていた。私自身も息子に遺すものなど何もない。

 

が、ともかく3人の都合を合わせて今日御徒町へ出かけた。御徒町は宝石屋が軒を並べるところで、デパートなどよりはるかに安い値段で売っている。

百万越えがずらりと並んでいるかと思っていたが、そうではなく、むしろ安いなと感じた。

 

3軒回って、色味やチェーンやもちろん大きさなど、丁寧に見て、わからないことは聞き、娘が納得するものを選んだ。

 

お昼はJRの高架下にある蕎麦屋。意外に店内が広い。

 

 

冷たいお蕎麦と鴨南蛮汁。

いずれもおいしかった。

 

そのあとコーヒータイムで、私はマンゴージュース。これも美味。

 

三時前には帰宅したが、やはり都内は疲れる。夫はもっと疲れているようだ。

一つ懸案事項が片付いてやれやれという今宵、早く寝よう。