東北の温泉から帰った翌土曜日、歯医者の予約があった。二時半、二時半とお題目のように頭の中で唱えて、昼食を済ませ、たくさんの洗濯物も厚手のものだけを残して片付けて、歯医者まで歩いた。

 

歯医者の入り口のドアが開かない。ガラス越しに見ると誰もいない。そこで初めて診察券の裏側を見る。予約は10時だった。そうだわねえ、土曜日だもの。午前中だけなんだわ。

 

ため息とともにその場を離れた。誰かモニターを見てる人がいたかもしれない。おバカな老女が今頃来てるわ、なんて思いながら。

 

その足でヘアサロンへ行くと、がら空きですぐに鏡の前に座った。カットを終えて帰宅。

 

月曜日は午前中英語の日だった。二人欠席がいたが、滞りなくレッスンは終わった。

朝九時過ぎに歯医者に電話して午後三時半に予約が取れたので、昼食後洗濯物を片付けてからまた歩いて行った。

午前中のも入れると9千歩以上歩いた。

 

そして今日、二時半に内科の予約。(この二時半を記憶の中で歯医者と入れ替えてしまっていたのだ)

 

昨夜遅くドイツから帰った孫娘1から先日ラインで、明後日水曜日にスノーボードに行くのでうちに置いてあるスキーウエアを取りに行きたいと言ってきていた。若者は元気だと驚く。

予約の内科が駅前なのでウエアは私が持って行って、駅で渡すことにしていた。駅から我が家まで往復するよりはずっと楽なので孫娘1にすれば私の内科予約はラッキーなことだった。

 

うちに置いてあった二人分のウエア上下とゴーグルや手袋など一式を二つの袋に入れて歩くと結構な重さだった。

元気な顔を見、荷物を渡し、お土産をもらって、こちらも山形のお土産を渡して、内科に行った。

 

そのあとスーパーで食材を少し買って帰宅。

老いの身には疲れる日程だった。

 

予定は一応終えた。

今後は、必ず日時を確かめることを肝に銘じているところ。