今大学四年の孫娘は、中高を私立の女子校で過ごしたが、高3の今頃は、指定校推薦で進学先が決まっていた。たまたま第一希望の大学の学部の推薦を受けることができたのだった。もちろん我が家には、何の特権も忖度してくれる方もいなかった。本人の努力と、ちょっとしたラッキーとの結果だと思う。
さて、さんざん誤情報やネットニュースで話題になっていたあの方の筑波大合格が報道された。
今頃は、一般入試を受ける人はもちろん、推薦の人もまだ進路が決定していない人が多い。共通テストは一月なのだから当然だ。
孫娘は進路が決定したことを一切誰にも言わなかった。これは学校からも言われていた。当たり前と言えば当たり前。
推薦で決まった人は、卒アル委員などを引き受けるので、○○さんは推薦で決まったんだなと思われることもあったと思うが、それでも誰も私は決まったよなんて言わなかった。
ごく自然な配慮だ。
その当たり前で自然な配慮をしない人々。
さあ、あの方に輝く春は訪れるのだろうか。